NHK クローズアップ現代+「独占告白 野球賭博」を見て

 4月4日放送のNHKクローズアップ現代+「独占告白 野球賭博」を見ました。

 松本竜也元選手がインタビューに応じていました。

 そのインタビューを見て、その日のコメンテーターを務めていた作家 伊集院静さんが言われた一言が鮮烈に印象に残りました。

 「日本語をきちんと話せる大人にならなきゃダメ」

 私は40歳ですが、日常で本当に日本語をきちんと話して周囲とコミュニケーションしている自信はありません。

 私も「社会人」になってからも随分と周囲の人に迷惑をかけて、また身から出た錆ながら自分も辛酸を舐めてきましたが、問題の根本はそこにあったのではないか?と気付かされました。

 ちゃんと自分の頭で物事を考えて誠実に相手に伝えることができないとダメですね。

  伊集院さんは番組の中でそこまで言っておられませんが、「自分の言葉で謝罪」をした松本元選手に対して「まだまだ反省が足りない」と暗に示されたのだと感じました。

 ただ、伊集院さんは同番組の中で、かつての「黒い霧事件」について「『永久追放』というのは人間社会としてあり得るのか?」と思ったことがあるとの吐露もされていました。

 全ての人間に対し優しい眼差しを向けることができる人からの厳しい言葉。

 きっとこの番組を松本元選手らも見ていたことと思います。

 しっかり受け止めてこれからの人生を元気で真摯に歩んで行って頂きたいと思います。

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