
天気に翻弄された。。。その弐
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おたんこナース
2012年06月04日 02:57 visibility123
ちょいと前にface bookをはじめました。
まだ何がなんだかよくわからないんですが、姿を見つけた方はかまってやってくださいませ☆
そして、困った顔をしていたら、そっと手を差し出してくださいませ。。。
ほんと、いまさら感たっぷりなんですが、どーしても書きたいので!!
▼5/6
S市春季ダブルスに参戦しました。
会場は一番遠い岩槻です。
下駄を履いているので、一回戦はないのですが、集合時間が同じなので、一時間早めの到着プラス2時間試合待ちで、コートに入るまで、合計3時間も待ちました(涙
・二回戦 6-3
中年のペア平行陣を作るペアですが、上もさほど強くなく、ボレーされても、怖くないです。
一気に5-0としますが、ここでパートナーが軽いチキリに入りました。
『プラスになる発言で盛り上げてくれ!』とお願いされ・・・
要望どおり励まし続けたら、今度は私が軽いチキリに。。。
とうとう、打ち込めなくなってしまいました(汗
相手のロブロブの展開に翻弄されつつあると。。。
『開放していいよ』とエージェントK子。
ホ、ホント。
打っていいのぉぉぉぉ(嬉
バックのライジングで目の前の前衛めがけて、ひっぱたきます
結局、6-3で勝利。
いやぁ、ホントびっくりした。
まさか二人とも、軽いビビリになるなんて、思いもしなかったです。
・三回戦 1-6
この辺りから、天気が怪しくなってきました。
雷がごろごろ鳴り出し、雨がぱらつくこともありました。
もってくれるといいなと思いながら、コートに入ります。
おそろいのウェアを着ているペア。
片方の方はデカラケです。
デカラケ。。。(汗)
もっている方には大変失礼なんですが、コレを見ただけで拒絶反応がでるんです。
だいたいどんなプレーをするか想像がつきます。
プレースタイルは平行陣。
ハードヒットはなく、ロブロブの展開。
こちらが強く打てば打つほど、ニコニコしながらボレーを返す感じです。。。
どうなることやら。。。
ゲームが始まると、予想どおりの展開です。
平行陣をつくり、攻撃体制です。
特にバック側の方が上が得意で、サービスラインくらいから豪快にスマッシュを決めてきます。。。
ただし、ストロークはあまり得意でないらしく、彼女にリターンミスで1ゲームとれました。
サービスオールキープで3ゲーム終了した時点で、雨のため、延期に。。。
会場を変えて天沼で続きです。
もしかしたら、デフォ勝ち?かななんて甘い考えをもっていましたが、残念ながら、いました。
しかも同じ衣装で。。。
2週間あいだがあいたので、何か作戦は考えたのです。
・フォア側の方にボールを集める
・フォア側の方はストレート注意
・平行陣を組まれたら、フォア側の上空へ
・バック側に方にはストローク戦させるように仕向ける
・先に平行陣を組む???
などなど。。。
頭にはあったのですが、行動にはまったく反映されずに、30分で終了。。。(涙)
せっかく、T市のシングルスをデフォしてまで参加したのに。。。
(これはお約束だから、仕方ないのですが。。。)
やはり戦ったことのないタイプなので、どうすればよいかわからないです。
コレが一番の原因ではないかと思います。
インスピの初級、初中級でここまで攻撃的な平行陣を組むペアいないです。
きっと中級、オープンクラスです。
いろんなタイプと戦わないとトーナメントでは優勝できないのですね。。。
早々に終わってしまったので、試合観戦をすることに。
私らに勝ったペアが優勝するだろうと思って、セミファイナルを見ることに。。。
しかし、やっぱりインチキが現れました。。。
T嶋・O野塚ペアです。
T嶋さんは昨年のmix二部でブロック優勝しています。
一言で言うとダブルス職人です。
ペアのO野塚さんはシングルスの講座で対戦したことがありますが、防戦一方だった記憶があります。
あの攻撃的な平行陣ペアをどうやって崩すか?
これは見ものです。
T嶋・O野塚ペアはT嶋さんが攻撃です。
彼女はアドサイドからリターン。
そのままダッシュして、ネットに詰め、返球されたボールが甘かったら、そのままフォアで相手の前衛めがけて一撃必殺です。
この流れがとても美しいのです。
私はジュースサイドなので、同じことは難しいのですがね。。。
サービスするときも、1stが入ったら、もちろんネットをとります。
たとえ2ndでも、積極的にコートに入りネットをとります。
O野塚さんを生かすテニスをしているかなと思います。
雁行陣の状態では積極的にポーチに出たりと、理想的な形です。
たいしてペアのO野塚さんはストローカーです。
3回くらいラリーしてから、ネットをとるときもあります。
T嶋さんよりも、背はあるのですが、ボレーは得意ではなく、フォアのストロークが得意かなと思います。
このペアと対戦するときは、もちろんO野塚さんボールを集めます。
出来れば、彼女にボレーをしてもらったほうがいいかなと思います。
さて、試合開始。
最初はお互いの探りあいですが。。。
徐々にどちらにボールを集めるべきかわかってきたようです。
T嶋・O野塚ペアが平行陣になったときは8割以上O野塚さんにボールを集めます。
見ていてかわいそうになるくらいです。
彼女も必死に絶えますが、ミスをさせらてしまいます。
『あーーーもう、いやーーー』と悲痛な叫び声がコートにこだましています。
時にはしゃがみ込んだり、ラケットをコートに落としたりと心がおれかかっています。
でも、O野塚さんの気持ちがすごーーーくわかるのです。
特に私がmixを組むときは今見ているような光景が多く、自分と重なるのです。
ミスをしても、ペアを一生懸命に励ます、T嶋さん。
パートナーの励ましにこたえようと、O野塚さんもプレーをするのですが、ミスをするたびに腕が縮こまっています。
ボレーをしても力が入り、白帯に当たってしまいます。
とうとう、O野塚さんの生命線のストロークまで打てなくなり、心が複雑骨折しているように見えました。
ゲームカウントは離されていない様ですが、このままT嶋・O野塚ペアが負けてしまうのかな。。。と思いながらみていました。
ゲームカウント5-6。
おそろいのウェアペア勝利に王手です。
しかし、ここでおそろいのウェアペアは何を思ったのか、守りに入っているのです。
アドサイドの方があまり攻めてきません。
かたやジュースサイドの方は軽いビビリに入っているようです。
このゲームをT嶋・O野塚ペアがとり、まさかのタイブレーク突入です。
ここから、ドラマは始まりました。
O野塚さんが腹くくったのです。
先ほどまで、打てなかったストロークものびのび打っているし、気持ちにゆとりが見えてきました。
きっとペアのT嶋さんがO野塚さんに、なにか『おまじない』を言ったのかもしれません。
先ほどとは別人のようです。
たいして、おそろいのウェアのペアはジュースサイド側の方は完全にビビッています。
アドサイド側の方の最初の勢いはありません。
なんだか不穏な空気が流れているように思えました。
最後はおそろいのウェアのペアのボールがバックアウトをして、ゲームセット。
T嶋・O野塚ペアの逆転勝ちです。
よくぞあんなに劣勢になっていたのに勝てたなんて。。。
ホント何があるかわかりませんね。
キーポイントはタイブレークになる前の第12ゲームですね。
おそろいのウェアのペアはあのゲームを落としてしまったから、流れが変わってしまったのかなと思います。
他人のことなんですが、なんかうれしいです。
試合報告をすましたO野塚さんに勝利者インタビューをしました。
本人も自分にボールが集まっているのがわかったようです。
ですが、ボレー練習だと思って頑張るんだけどね。。。って。
やっぱりボレーが苦手だから、ミスしちゃうんだよねって。。。
うんうん。
ものすごく、よくわかるよぉ。。。
上手い人と組んでいると、ミスをするたびにどんどん自己嫌悪になっていくし。。。
その後、すぐに決勝になりましたが。。。
激闘を終えたばかりの決勝戦でしたが、タイブレークの流れをそのままもって来ているのかな??
ノンプレッシャーでプレーをしていたO野塚さんが印象的でした。
結局、決勝もT嶋・O野塚ペアが勝ち、優勝しました。
お互い支えあって、ゲームをする。
これぞ理想のダブルスの形ですね。
いいものを見させてもらいました。
おめでとうございます。
すばらしいの一言です。
これからはダブルス中級にも参戦して、いろいろなタイプと戦ってこようと思います。
戦って、崩しどころを見つけたり、新しい自分を体得するきっかけもあるのではと。。。
秋の大会に向かってしばらく時間があくので、また頑張りたいと思います。
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やっと書けました。
ホント自己満足なんですが、最後までお付き合いしていただき、ありがとうござました。
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- 事務局に通報しました。
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