リーグ戦を終えて

Fリーグ 第33節






大分戦






3-3 引き分け






この試合についても、






目標のプレーオフ進出が果たせなかったことも、






あと1歩






その一言に尽きます。






この試合だけに関して言えば、






チャンスをいとも簡単に決め切る大分と






決め切れない府中。






そこでの冷静さと確かな技術に差がありました。






延いては、それ自体が上位チームとの差であり、






目標を果たせなかった一番の要因なのだと感じています。






それでも、3度訪れたビハインドの状況を跳ね返した府中の執念、






最後まで勝利を目指す姿勢は、これまでの試合の中で一番素晴らしかった。











ホーム府中に詰めかけた大勢の観客の存在と






ファン&サポーターの応援がそのモチベーションの原動力となりました。






ここ数試合を含めて精神的なプレッシャー、疲労があったなか






最後まで戦い抜けたのは間違いく皆さんのお蔭です。






前回のブログでも書きましたが、プレーオフのためとか抜きにして、






皆さんにホーム府中でとにかく勝利を届けたかったのですが、






それを実現できなかったことについて本当に悔しい気持ちでいっぱいです。






試合終了後、場内を挨拶しに回る際に、多くの方が涙を流してくれている姿を見て、






勝たなければならなかった責任を感じています。






来シーズンこそ、その皆さんの涙を歓喜の涙に変えられるよう、






チームメンバー一同さらに精進してまいります。






この試合でリーグ戦の全日程は終了となり、






最終順位は去年と変わらず7位。






府中には素晴らしい選手がそろっていてこの順位に甘んじてしまっている要因については、






監督である私自身の力不足以外のなにものでもありません。






日々頑張ってくれた選手、スタッフたち、応援、支援いただいた皆様に対して






2シーズン連続でプレーオフを逃す形となってしまい申し訳なく感じています。






しかし、同じ数字でもその中身は全く異なるものだと自負しています。






最終節までプレーオフ争いができたこと、






選手個々の成長があったこと、






また戦術的な部分も成長がありましたし、






ホームで勝った試合が増えたことなど、






細かな部分でもたくさんの進歩はありましたが、一番の進歩は・・・






応援してくださるファン、サポーターが増え、






その応援してくださる方の熱量が格段に上がったことです。











そのことは先ほど述べたように、






試合終了後に多くの方が見せてくださった涙がすべてを物語っているのではないでしょうか。






そうした人の心を動かす試合ができたこと、






戦う姿勢を見せられたことをとても誇りに感じています。






私を含め、今のチームの選手は、普段はシャイと言うかクールな選手が多いと思っていて、






そうした選手たちが自分たちなりに工夫して、ファンやサポーターを少しでも喜ばせようと努力してくれていることを嬉しく思います。





監督に就任した昨シーズン、チームの始動日に目指すチームのビジョンとして選手たちにこう伝えました。






「安定した強さと人気を築くために、






ピッチ内外限らず、人々を魅了する。






そして常に感謝の気持ちを忘れず、応援してくれる全ての人たちのために勝利を目指して全力で戦う。」






改めて、そのビジョンに向かってチームが成長できていることを実感しています。





















なかなか人気がでてこない、お客さんの増えないFリーグを盛り上げるために、もっともっとそうした部分の努力を重ねていきます。






リーグ戦はこれで終わりましたが、残されたシーズンの最後の大会となるプーマカップがあります。






このチームで最後に戦える大会で最高の結果を手に入れられるように精一杯頑張ります。






最後に、我々を信じて最後まで応援いただいたすべての方に感謝しています。






本当にありがとうございました!!






来シーズンのリーグ戦こそは結果で皆さんに恩返してみせます!!






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