浦和レッズ vs FC東京
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ブダペスト二郎
2010年03月14日 22:50 visibility76
ちょいと前に、
TAKESHIさんが3周年ということを日記で書かれていたけれど、
ワタクシの記憶(無論、信用ならないのは私の日記や観戦記を読んだことがある方ならご存知の通り)によれば、
TAKESHIさんと始めた時期はそんなに変わらない筈であるので、
私もキムタク、もといめでたく3周年(前後)を迎えた(はず)。
で、本日は埼玉スタジアムへ。
先週とはもんどりうって変わって、良いお天気。
レッズは
山岸、平川、山田暢、坪井、宇賀神、阿部、細貝、ポンテ、柏木、達也、エジ。
東京は
権田、椋原、森重、今野、長友、徳永、羽生、北斗、松下、鈴木、平山。
公平に見て、東京にとって不利な笛、カードが多かったゲームだと思う。
どう見てもイエローというのは松下が阿部を削ったシーンくらいではなかったか。
森重がイエロー2枚で退場になり、東京は劣勢を強いられるが、
浦和は相手が少なくなってから、それほど良い流れを作ることが出来なかった。
宇賀神がPAに切れ込んだところを倒されて得たPKをポンテが決めて
それが決勝点となった。
以下個人採点
浦和
山岸6 落ち着いた判断とキック。
平川5,5 怪我で退いたが、長友とのスピード対決は見ごたえアリ。
山田暢5,5 守備では素晴らしいプレイを見せたがミスパスが多かった。
坪井6 ややミスもあったが、こちらも守備では安定していた。
宇賀神6.5 殊勲のPK奪取。後半、ガス欠を起こしたが、サポーターからの喝采を浴びる。
細貝6.5 恐らく本日のMVPだろう。ミスはあったけれど、攻守にアグレッシブに働き、持ち味を出した。
阿部6.5 ミスといえるのは1,2回か。ボールを失わない判断力と、優れたボール奪取、そして達也に出した裏へのパスの美しさは特筆に価する。
柏木5.5 FKは見せ場だったけれど。シュートシーンなど焦りが感ぜられた。
ポンテ6 PKはしっかりと決めたし、鮮やかなボールコントロールもあったけれども、キックの質が悪く、チャンスを潰すシーンもあった。
達也6 よくチャンスに絡んだが決定力不足は相変わらず。
エジミウソン6 相手を背負ってのプレイで攻撃に貢献。
交代選手
岡本4.5 緊張が伝わってくる出来。
エスクデロ5.5 良いチャンスも演出するが、もっと走れたはず・・・。
啓太は、採点は省略だけれど、意識の高さが見えた。
東京
権田6.5 エジミウソンの、外から巻いたミドルを止めたシーンなどは素晴らしかった。
椋原5.5 1対1の強さはあった。オフェンスでさらに貢献できれば。
森重4 プレイは悪くなかったが、退場は痛すぎた。
今野6 さすがの粘り強さでディフェンスに安定をもたらした。
長友5.5 さすがのプレイもあったけれど、オフェンスで決定的なシーンまでは作れず、平川にやられたシーンもあり。
羽生6 賢いプレイを幾度も見せた。代えなくても良かった気もするけれど、スタミナがもたないのだろうか。
徳永6 CBに移ってからもフィジカルの強さをいかして、きっちりと相手の攻撃を止めた。
北斗5.5 数的不利で変えられたのは残念だが、よいキックを見せた。
松下5.5 スペシャルなプレイは無かったが、左サイドハーフでも、ボランチでも、右サイドバックでも仕事をこなした。
鈴木5.5 ドリブルで仕掛けるも決定機までは作れず。
平山5.5 よいシュートといえるものは無かったけれど、ディフェンスによく貢献した。
石川5.5 持ち味を出せるシチュエイションにならず。
赤嶺5.5 よくファイトし、惜しい場面にも絡む。
梶山6 さすが、というキープやパスで攻撃に彩を加えた。完全復活が待たれる。
浦和視点で見ると1得点、PKだけ、というのは不満が残る。相手が一人少ない状態でも押し込まれる時間がかなりあった。
先ほど読んだJ’s goalのフィンケのコメントではCBを褒めていたようだけれど、確かに守備ではよく機能していたが、ボール回しを台無しにするパスが幾度か見られたのは反省材料だろう。
東京からすれば、不運なゲームだったろうけれど、チームの底力で言えば
彼らのほうがやや上かもしれない。梶山が入ってからの安定感は感ぜられたし、赤嶺の迫力もあった。一つ、城福が言う、「真の意味での優勝争い」という面からすると、外国人選手が本日のゲームで一人も出ていない、というのは(勿論日本人だけでもクオリティのあるサッカーをしているけれど)、いただけない。また、梶山も米本も居ないというのはさすがにきつい。
ここしばらくは我慢のゲームが続くのかもしれない。
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- 事務局に通報しました。
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