U22サウジvsU22日本
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ブダペスト二郎
2007年09月09日 11:51 visibility75
サウジアラビアは両サイドバックとオフェンスの選手、皆がドリブルに切れ味とスピードを持っていたために相手が10人になってからも日本は苦しめられ続けた。
相手のドリブルを止めるのに2人、3人で囲みにゆくのだがいざボールを取ったら前線には森島と家長だけ、前に出してはつながらず、ボールロストをしたくなければ横パス&バックパスで相手がしっかりと戻る時間を与えてしまう。暑さのせいかとりわけ前半は動きが見られず、ゲームをクローズドにしようとしているように見えた日本。チャンスになったら前に行く、という姿勢だが「鶏が先か卵が先か」まず前に行かなければチャンスが生まれない、というのもまた真理。後半になって全体的に少しずつ動きが生まれ、また水野に変わって入った柏木がしっかりとプレスをかけることでだんだんと日本のペースになってゆくもお互いに決定力を欠いて0−0のドロー。
サウジとアウェイであれだけ暑そうな中、というのが一方であり、相手が途中から10人だったというのがもう一方にあり、でオシム風に言えば
「肉でも魚でもない」結果に終わった。
以下個人採点
GK山本6.5 よくボールをはじくナイスセーブ!
DF青山(直)6 ヘディングの強さが相変わらず頼もしいがミスパスをもうちょっと減らして欲しい。
伊野波6 主にカバーリングに走った。あまり目立つこともなかったが集中を切らさなかった。
水本7 出足よくインターセプトを決め、1対1でもほぼ負けることなく、頼もしい出来。
MF内田5.5 よく攻撃に絡んだが最後に精度を欠いた。
本田(拓)5.5 相手のドリブルに苦しめられたが走って守備時の数的有利を生み出した。
梶山5.5 フィジカルの強さは見せたがスピード勝負になるとちょっと苦しい。
まず守備から、という最低限の仕事は果たした。
本田(圭)5.5 森島に合わせたクロスは良かったが相手のドリブルに疲労困憊。イエローはかわいそう。
水野5 相手守備陣の隙間で様子を窺っているシーンが多く、ほとんどまともに攻撃に絡めず。ヘディングは決定的なシーンだけに決めなければ。
家長6.5 ほとんどのチャンスは彼が絡んだもの。ゴールが欲しい。
森島6 いいポストを何度か見せ、守備にも良く走った。相手ゴール前でもう少し冷静さが欲しい。
柏木6 守備で主に相手のサイドを抑え、よく走ったがパスミスも。
青山(敏)5.5 良くも悪くもない。
平山は略。
前半、動きがなかったのも良くなかったが家長と水野はもっとワイドに張って
相手両サイドバックを抑える意識が欲しかった。恐らくシャドーで相手DFとMFの間でボールを受けるか、その位置から両サイドバックの裏を狙おうとしたのだろうが、相手のドリブルを見て前半のうちに自分たちで修正できたのでは。
また、どの世代の代表を見ても最近気になるのが「ヘディング」が下手なオフェンスの選手が多いこと。クロス、スルーパスを狙う選手にとりわけ顕著だがオフェンスの選手なのだから相手ゴール前に詰めてヘディング、というシーンがあったときに決めきれないのはよろしくない。
もちろん外すこともあるけれど例えば小野伸二はヘディングもうまい。
Jを代表するようなオフェンシブなMFでも(大久保は半FWなので除く)、遠藤、羽生、二川、長谷部(まあかれはボランチか)、藤本、西、太田、大悟(この中では彼が案外うまいかも)とぱっと思いつく中でもヘディングがうまい選手がほとんど見当たらない。というか彼らがヘディングシュートする機会自体なかなか見ない。彼らがヘディングシュートをするシーン自体がなかなかない、というのは(もちろんチームのシステムなどもあるが)決定力不足といわれる(小さいけれども)要因の一つかもしれない。
あ、山瀬はうまいと思う。
相手のドリブルを止めるのに2人、3人で囲みにゆくのだがいざボールを取ったら前線には森島と家長だけ、前に出してはつながらず、ボールロストをしたくなければ横パス&バックパスで相手がしっかりと戻る時間を与えてしまう。暑さのせいかとりわけ前半は動きが見られず、ゲームをクローズドにしようとしているように見えた日本。チャンスになったら前に行く、という姿勢だが「鶏が先か卵が先か」まず前に行かなければチャンスが生まれない、というのもまた真理。後半になって全体的に少しずつ動きが生まれ、また水野に変わって入った柏木がしっかりとプレスをかけることでだんだんと日本のペースになってゆくもお互いに決定力を欠いて0−0のドロー。
サウジとアウェイであれだけ暑そうな中、というのが一方であり、相手が途中から10人だったというのがもう一方にあり、でオシム風に言えば
「肉でも魚でもない」結果に終わった。
以下個人採点
GK山本6.5 よくボールをはじくナイスセーブ!
DF青山(直)6 ヘディングの強さが相変わらず頼もしいがミスパスをもうちょっと減らして欲しい。
伊野波6 主にカバーリングに走った。あまり目立つこともなかったが集中を切らさなかった。
水本7 出足よくインターセプトを決め、1対1でもほぼ負けることなく、頼もしい出来。
MF内田5.5 よく攻撃に絡んだが最後に精度を欠いた。
本田(拓)5.5 相手のドリブルに苦しめられたが走って守備時の数的有利を生み出した。
梶山5.5 フィジカルの強さは見せたがスピード勝負になるとちょっと苦しい。
まず守備から、という最低限の仕事は果たした。
本田(圭)5.5 森島に合わせたクロスは良かったが相手のドリブルに疲労困憊。イエローはかわいそう。
水野5 相手守備陣の隙間で様子を窺っているシーンが多く、ほとんどまともに攻撃に絡めず。ヘディングは決定的なシーンだけに決めなければ。
家長6.5 ほとんどのチャンスは彼が絡んだもの。ゴールが欲しい。
森島6 いいポストを何度か見せ、守備にも良く走った。相手ゴール前でもう少し冷静さが欲しい。
柏木6 守備で主に相手のサイドを抑え、よく走ったがパスミスも。
青山(敏)5.5 良くも悪くもない。
平山は略。
前半、動きがなかったのも良くなかったが家長と水野はもっとワイドに張って
相手両サイドバックを抑える意識が欲しかった。恐らくシャドーで相手DFとMFの間でボールを受けるか、その位置から両サイドバックの裏を狙おうとしたのだろうが、相手のドリブルを見て前半のうちに自分たちで修正できたのでは。
また、どの世代の代表を見ても最近気になるのが「ヘディング」が下手なオフェンスの選手が多いこと。クロス、スルーパスを狙う選手にとりわけ顕著だがオフェンスの選手なのだから相手ゴール前に詰めてヘディング、というシーンがあったときに決めきれないのはよろしくない。
もちろん外すこともあるけれど例えば小野伸二はヘディングもうまい。
Jを代表するようなオフェンシブなMFでも(大久保は半FWなので除く)、遠藤、羽生、二川、長谷部(まあかれはボランチか)、藤本、西、太田、大悟(この中では彼が案外うまいかも)とぱっと思いつく中でもヘディングがうまい選手がほとんど見当たらない。というか彼らがヘディングシュートする機会自体なかなか見ない。彼らがヘディングシュートをするシーン自体がなかなかない、というのは(もちろんチームのシステムなどもあるが)決定力不足といわれる(小さいけれども)要因の一つかもしれない。
あ、山瀬はうまいと思う。
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