チームの代表の責任って

どこの世界でも「求刑の7割」で落ちつくのか

多少甘めになったイタリア・セリエAの不正問題によるペナルティ。

「ワールドカップ決勝に8人送り出しているんだから、実力で取ったスクデットだ」

と言いたくなる気持ちはわかりますが、ならどうして

あんなにも大規模な不正をする必要があったのでしょう。

 

前も言いましたが“強いチームは、正しくなくてはいけない”のです。

強いチームが正しいからこそ、他のチームの目標たりえるのです。

正しいチームが強いからこそ、その強さは正当なのです。 

正しくないチームが強いということは、全体に悪い影響を与えます。

実力があるなら、正々堂々と勝負すべきでした。

控訴とか恩赦とかほざいてないで、おとなしく反省して出直すこと。

 

セリエAのエラい人たちは、全てを知った上で知らんぷり。えらくなると

悪いことは悪い、とか

悪いことしたら責任を取る、とかいう

簡単なことまでわかんなくなるようです。

ペナルティが与える影響が大きすぎるから、処分を軽くするんではなく

それくらい大きな影響力を持っているのだということを、真剣に受け止めて

処分を甘んじて受けて、再出発すべきでしょう。

 

ここ数日話題になっている日本のアマチュア野球チームの場合には

その反対なのかな。「聞きたくない」って、問題の深刻さを知ろうとせずに

「やめる!」って宣言。潔いのか無責任なのか。飲酒の場には

他の選手も同席していたという報道もあります。だとすれば、監督責任は存在するかも

しれませんが、いきなり「やめる!」じゃ、あまりにも無責任。今しなくてはいけないことは

お涙頂戴の会見を開くことではなく、チームとしての関与とか事実関係をきっちり

把握することのはず。そして「野球に失礼」の前に、被害者にお詫びすべきでしょ。

 

プロとアマ、種目も国も、レベルも何もかもが全て違う2つの事件だけど

チームの代表者(たち)の無責任体質ってのは、共通しているように

思います。それなりの影響力をもつ立場にある以上

「知らなければならないこと」

「しなければいけないこと」

「してはならないこと」

などなど、もろもろの責任ってのが存在すると思うのですが。

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