歓喜の今シーズン初勝利!!

  • うじ
    2011年07月11日 23:33 visibility68

前節、成岡と鈴木のコンビネーションに光明を見出した福岡は、ホームに甲府を迎え撃った!!

 

<福岡>

GK 23六反

DF 3山形(→17山口) 6丹羽 13小原 4和田

MF 22末吉 8鈴木(→7中町) 11田中佑 19成岡(→16岡本) 14松浦

FW 10城後

 

<甲府>

GK 1荻

DF 25市川 2小林 4山本 6吉田

MF 27伊東 7石原 8養父 9永里

FW 26阿部 14ハーフナー・マイク

 

 

 

 

この日の序盤のキーマンは城後。

甲府DF陣の裏に走り込み攻撃の起点となった。

10分には、六反のキックを相手陣内深くでキープすると、上がってきた末吉へ。末吉は体を入れながらのターンで相手をかわすと左足でシュート。

これはゴールにはならないが、城後がFWとして本領発揮。

 

 

また、田中佑も高い位置でボールを奪ってチャンスを作る活躍。

成岡もまた、鈴木とのコンビネーションで福岡の攻撃にリズムをもたらす。そして近頃素晴らしいプレーを見せているのは、左サイドバックの和田だ。攻め上がりのタイミングがよく

「韓国の長友」こと、キム・ミンジェの穴を埋める大活躍。

 

 

11分には

「触れば一点」

というきわどいクロスをあげるが

城後の足はわずかにボールに届かなかった。

 

 

福岡は守備でも魅せる!!

丹羽は絶妙のラインコントロールと球際の強さで相手FWのハーフナー・マイクを抑える。

10分にはマイクを、15分には永里を、1対1でしっかり止める。

 

 

先制点は、田中佑の守備から生まれた!!

田中佑が高い位置でボールを奪うと、右サイドに城後が開きボールを受ける。そして城後が余裕をもって中にグラウンダーのクロス。

これに走りこんだのは、ボールを奪って高速であがってきた、田中佑だ!!

 

 

1-0。福岡が先制。

 

 

20分には、今季大活躍の鈴木が相手DFウラへとループパス。

これに飛び出した城後が、ジャンピングボレーループシュート。テクニックと身体能力が同居したスーパープレーでGK荻の頭上を狙うが、これは荻がスーパーセーブ。

 

 

その後も成岡、鈴木を中心にチャンスを作るが福岡は得点には至らない。

この試合、攻撃も素晴らしかったがそれより素晴らしかったのは守備陣の活躍。

 

 

40分、昨年まで福岡にいた快速ドリブラー永里が左サイドでボールを持ちドリブルにかかる。

昨年幾度となく福岡に歓喜をもたらした

カットインからのシュート

と見せて、もう一度タテに切り替えし

この

Jでもトップクラスのドリブルを

完璧な読みで止めたのは山形。

これをバシっと止める。昨年までのチームメイトから見事に奪って見せた!!

 

 

福岡が高い集中力で守る。

後半開始早々の46分には

中盤で片桐を3人で囲み奪う。

高い位置でプレス→ショートカウンターは

昨年のいい時期の福岡によく見られた形

 

 

後半に入っても

丹羽、小原がラインを高く保ち、相手FWをオフサイドの網にかける。さらにハーフナーの高さにもしっかり対応。

57分

福岡は甲府のカウンターを許し

数的不利な局面を迎えるが

丹羽が思い切りのいい飛び出しで阿部のドリブルをブロック。

 

 

攻撃面でも鈴木成岡を中心に何度も決定機を迎えるが追加点をあげられない。

特に67分の鈴木のヘッドや、80分の城後のボレー。

あれは決めないと。

結局1-0で勝利。

攻守に渡って甲府を圧倒した

まさに完勝だった

 

 

またこの試合、中町が途中出場し怪我からの復帰を果たした。

そういう意味でも意義ある試合だった。

一つだけ希望を言うと、途中出場で重松を見たかった

 

 

この試合のMVPは高い集中力で無失点勝利に貢献したDF丹羽です!!

 

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