粘り勝ちで今シーズン２勝目!!

甲府に勝利し、川崎に惜敗した後の大宮戦。

福岡はホーム・レベスタに大宮を迎えた。

＜福岡＞

GK　23六反

DF　3山形　6丹羽　13小原　4和田

MF　22末吉　7中町（→8鈴木）　11田中佑　14松浦（→17山口）　19成岡

FW　10城後（→16岡本）

＜大宮＞

GK　1北野

DF　30渡部　4深谷　20キム・ヨングォン　26村上

MF　6青木　17上田　8東　11藤本

FW　7イ・チョンス　10ラファエル

連戦でお互い体力的に厳しいこの試合。

序盤、ペースをつかんだのは福岡だった。

3分、成岡がキムをワンタッチでかわし抜け出すと、マイナスのクロス。松浦→中町→城後とつなぐ

素晴らしい展開

だが深谷に体を入れられ決定機にはならない

8分

イ・チョンスがいい体勢で前を向きドリブルにかかる

しかし

これに追いついたのが

博多のオーウェン

田中佑だ!!　

川崎戦に続き、猛スピードを生かした快速ディフェンス。

その田中佑、11分には和田のアーリークロスにフリーで合わせるが、ゴールには至らない。

ここで絶妙のクロスをあげた和田。

ここ数試合の攻守にわたる、彼の活躍は素晴らしい。

素晴らしいといえば、最近の右SB山形の活躍も著しい。

甲府戦では永里を完璧に抑えたし、この日も序盤からスライディングでもパスカットで相手の攻撃を断ち切るなど

いいプレーを見せている

さて20分

成岡が前線でボールをキープすると

前を走る城後に、左足で最高のスルーパス

これを城後

ヒールで落とす

城後!!　なぜ勝負しない

一方で大宮もチャンスを作る

13分～16分はずっとボールをキープしていた

ここは福岡の守備の集中力が勝りシュートは打たせなかったが・・・

25分にはキムのロングフィードにラファエルが抜け出しシュートを放つが、これは六反がナイスセーブ!!

32分にもキムのロングフィードからコーナー付近で藤本キープ。ラファエルに渡し

再び藤本へ

中央のイ・チョンスにパス

イ・チョンスはポストプレーから村上にチョン

シュートもこれはワク外す。

先制点は福岡のCKから

末吉が蹴ったボール。

これをパンチではじいたGK北野。

ペナルテイエリアの外までとんだボールだったが、

ここにいたのは成岡

GKが出ている状況から、

とっさに

ヘッドでボールを浮かし無人のゴールへ

１－０

成岡の機転を利かせた素晴らしいシュートで福岡先制。

成岡

43分にもドリブルで抜け出し

相手DFにスライディングさせておいて

タイミングをずらしてセンタリング

46分にも

成岡のキープから、松浦→成岡→松浦とつなぎ

松浦のクロスに、攻撃参加の中町が胸トラップからボレーもこれはハンドを取られる

成岡が攻撃の起点になる

後半、福岡は中町の飛び出しなどチャンスを作りが少しずつ大宮ペースに。

しかし福岡の最終ラインも体を張る。

51分には、東が抜け出しクロスを上げるが、これは末吉が下がってカット

53分にも大宮カウンターから東は右サイドを駆け上がるが、これは和田が素早い寄せで体を入れる

54分藤本スルーパス　ラファエルシュートも外れる

56分イ・チョンスのクロスにラファエルヘッドも、丹羽が体を寄せる

大宮は渡部に代えてスピードのある杉山投入。

62分にはその杉山の突破

だが、和田が間一髪スライディングでカット

66分ラファエルへのロングボールは和田がカット

そのこぼれ球、東のクロスは小原がカット

福岡も岡本、鈴木を投入してチャンスをうかがうが

決定力不足で追加点を奪えない

田中佑から岡本

田中佑から松浦

いずれも得点には至らず

76分大宮の大きいサイドチェンジ

途中出場の渡邊大剛から東

東は小原を突破するがカバーに来た丹羽が止める

79分金久保のシュートは六反セーブ

その後も決定機を作られるが

全員が体を張り守る

86分

魅せたのはやはり

天才成岡

カウンターから一人でドリブルで持ち込み田中佑に決定的クロス

ユースケがボレーを放つがこれも決まらない

最後の最後まで虎視眈々をチャンスをうかがう

危険な男。成岡

試合はそのまま１－０で福岡勝利

チーム全体の粘りが生んだ勝利だった

この試合のMVPは

危険なアーリークロスをあげ、守備でも貢献の高い

福岡左SB和田です!!