アビスパ福岡の2011シーズンを振り返る①

  • うじ
    2011年12月17日 15:05 visibility191

今シーズン、5年ぶりにJ1の舞台に立った福岡だったが

17位という準備に終わり残念ながらJ2降格となってしまった。

J2降格してもチームがなくなるわけではないし、僕はJ1だろうがJ2だろうがJFLだろうが変わらず応援するので、来季も楽しみです。

 

 

さて、今シーズンを振り返ってみると

シーズン前に、2010年シーズンにチーム得点王の永里、左サイドバックながら絶対的司令塔として君臨した中島の移籍という大きな出来事があった。

この2人の移籍、そして中盤の守備の引き締め役としていい仕事ができる阿部嵩の対談は痛恨だったと思う。

補強は、成岡、松浦、重松、清水、和田、キムミンジェ、小原と各ポジション、年齢層幅広い補強ができ、その点は評価できる。それだけに上記三人の退団が痛かった・・・

 

 

シーズンが始まって、新潟線は0-3で敗れたものの、キムと松浦のコンビネーションなど明るさも見える内容だった。しかしこの後東日本大震災がありリーグ中断。

再開後もアグレッシブに攻めるサッカーを展開したが、試合の進め方が下手で後半へばってしまう事も多々あった。この時期、成岡中町という攻撃のけん引役がそろって離脱してしまったのは本当に痛かった。

 

 

この二人が離脱してしまったが

この時期にチャンスをつかんで大きく伸びた選手がいた。

鈴木惇だ。「博多の一休さん」とも呼ばれるレフティはフィジカル面や守備面で大きく成長し名実ともにチームの顔に成長した。

成岡、中町が復帰すると

中盤のポジション争いが激しくなったが鈴木はスタメンの座をキープし続けた。

 

 

前線では城後がボールをうまく引出し攻撃をけん引。

自らも7得点をあげ及第点の出来だった。「もっとできるだろ!!」という思いはあるが

2得点をあげた川崎戦や、これまたゴールを決めた大宮戦、ゴールはならなかったが素晴らしいプレーを魅せたG大阪戦。契約延長に合意した城後には更なる活躍を期待したい。

 

 

一方、守備は崩壊。

最終節で7失点、鹿島戦で6失点など、昨年守備の中心となって活躍した丹羽を擁してさえ失点の増加は止められなかった。来季の課題はこの守備の立て直しという事になるだろうか。

現役時代はCBだった新監督・前田氏の手腕に注目したい。

 

 

概略としてはこんな感じです。

 

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