アビスパ福岡の2011シーズンを振り返る③
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うじ
2011年12月27日 21:19 visibility456
前回はGK・DFについて寸評を書きましたが
今回はMF編に入ります。日本という国はいいMFが生まれる国ですが、アビスパ福岡も例外ではありません!!
<MF>
7中町公祐 (24試合 2得点)
今季の主将に任命されたイケメン選手。華麗なボールさばきと果敢な前線への飛び出しで福岡の中盤を支えた。中町の飛び出しの回数はチームの調子のバロメータ。そいいえば今季初ゴールはボランチの位置から攻め上がった中町の見事なダイビングヘッドだった。
今季途中で戦列を離れ、その後もベンチを温める時間も長かったが試合に出ると必ず存在感を放った。第31節の清水戦ではトップ下でプレー。更なる成長の可能性を感じさせた。
おそらくJ1のチームからオファーがあると思うが、中町の残留は福岡に必要不可欠。
8鈴木惇 (30試合 1得点)
今季もっとも成長し、MVP級の活躍を見せた「博多の一休さん」。卓越したキープ力とキックの精度で試合を創った。ユース時代から将来を期待されていたへ生え抜きMFがついに開花。フィジカル能力、守備力が格段にレベルアップ。2008年シーズンからずっと見てきた僕とてもすごく感慨深い。彼のパスセンスは本当に素晴らしい。これに得点力やドリブル能力が加われば鬼に金棒。福岡のレジェンドになれる可能性がある。彼にもオファーが殺到しそうだが、なんとか福岡に残ってほしい。
11田中佑昌 (32試合 1得点)
福岡生え抜きのスピードスター。圧倒的スピードを武器に右サイドで存在感。1得点は正直物足りないが、アシストや守備で大活躍。そのスピードは守備でも大きく生きることが証明され、終盤戦では右サイドバックにコンバートされた。来季は開幕からサイドバックでその攻撃力をいかんなく発揮してほしい!!
・・・と思っていた矢先、千葉への移籍が決まってしまった。
2004年、ユースからの昇格以来ずっとチームの顔であり続けた博多のオーウェン。
移籍してしまうのは寂しいけど新天地でもアビスパでの経験を生かして頑張ってほしい!!
たくさんの思い出をありがとう!ユースケ!
14松浦拓弥 (32試合 3得点)
抜群のテクニック、アイデアの豊富さで観客を魅了するファンタジスタ。彼のプレーは本当に小気味よい。細かなタッチのドリブルで何度も敵を突破した。最後の最後の決定力がもう少しあれば・・・と思うが、彼の懸命な姿や必死に走り回り守備も頑張る姿はサポーターの心をつかんだ。来季は残念ながら磐田に復帰する事になったが、この一年の経験を生かして磐田でも頑張ってほしい。来季はJ1で、日本代表に選ばれるような活躍を期待。
19成岡翔 (27試合 3得点)
松浦と共に今季磐田から加入。サッカーセンスの塊のような選手で、その場その場で常に正しい選択ができる選手。成岡がいるのといないのとでは、別のチームかと思えるぐらい重要な選手。前線でタメが作れる成岡。J1チームからのオファーを断り来季も福岡でプレーする事が決定した!!ありがとう!成岡!
21清水範久 (5試合0得点)
豊富な経験をチームに還元することを期待されての加入だったが、持ち味を発揮できなかった。怪我がなければ、と思う。今シーズン限りでの退団が決まった。
22末吉隼也 (29試合 2得点)
攻守のバランサーとして1年通して大活躍の末吉。 G大阪戦と広島戦では貴重な得点をあげた。彼のロングキックは試合の局面を変える大きな力を持っている。守備面での活躍も大きく、入団2年目の今季も飛躍を遂げた。
来季も福岡でプレーする事が決定し、うれしい限り。
来季も頼むぞ!スエ!
26孫正倫 (0試合0得点)
今季出場機会なし。来季に期待。
28牛ノ濱拓 (4試合2得点)
第32節山形戦で2得点の活躍。来季は入団2年目。ユース出身のホープの活躍への期待は高まるばかりだ。
福岡の生命線ともいえる中盤。
阿部嵩が退団し、守備力が落ちてしまったのが痛手だったと思う。彼のファイトあふれるプレーをJ1でも見たかった。 守備ができるボランチが末吉一人ではやはり厳しい。
そんな中、今季はやはり鈴木の活躍が際立った。
常にボールのあるところにはボウズ頭がいた。鈴木と成岡のコンビネーションは素晴らしかった。来季もこのコンビネーションが見られるよう祈るばかり!
ユースケの移籍についてはまた改めて書くことがあると思います。
僕の持ってるレプリカのユニフォームはユースケの番号が入ってます!
それだけ思い入れの強い選手!ジェフでも頑張って!
- 事務局に通報しました。
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