前向きにいこう！！

アビスパ１分１敗で迎えた第３節！
対戦相手は水戸ホーリーホック。Ｊ２屈指のストライカー荒田を中心とした侮れない相手！


アビスパの先発は↓
ＧＫ　22吉田
ＤＦ　３山形　
　　　４田中誠　
　　　27丹羽
　　　17中島
ＭＦ　６ウェリントン
　　　８鈴木
　　　10城後
　　　16久永
FW　18高橋
　　　19大久保

　開幕戦のカターレ富山戦はパスが繋がらず攻撃の展開を作れなかったけど、今回は左MFに経験豊富なベテラン久永を起用。　長年培ったテクニックと体の使い方は秀逸で、左サイドでタメを作る。前半は久永を中心に中島、ウェリントン、鈴木は絡みダイレクトでのパスまわしからサイドチェンジ、センタリング、スルーパスといういい形を数本。　鈴木のスルーパスから久永（高橋？）が抜け出してGKと１対１の場面が１番よかった。　
　守備は、最終ラインはまだ連携不足やけどウェリントンが中盤でよくボールを拾ってピンチの芽を摘み取る。　しかし、単純なロングボールで崩される悪癖はなかなか改善されず。27丹羽は序盤は体を張った競り合いを見せたが・・・


　試合は、前半福岡は攻め込みながらもCKから元・神戸のキムテヨンに決められ先生を許す。しかし福岡は慌てず試合を運び、ウェリントンが高い位置でボールを奪うと前線の高橋へ。これを高橋が相手DFの股下を抜いてファーサイドに決める１−１。　その後も城後が圧倒的スピードで右サイドをぶっちぎり、強烈シュート。しかしこれは相手GKのファインセーブに阻まれる。
１−１で前半終了。


　後半、序盤は福岡がリズムを作るも、久永、ウェリントンに疲れが見え始めると一転して水戸ペースに。久永が田中佑と交代すると、攻撃の流れが作れなくなり苦しい展開に。ウェリントンも中盤でボールを奪取できなくなり、水戸のスピードある展開にかき回される。
後半20分過ぎに、ペナルティエリア手前で相手を倒しFK献上。
これを菊岡が決め、１点リードを許す。


　福岡は高橋に代えて黒部を投入し同点ゴールを狙いにいくも最後までゴールを奪えず。
ホームで屈辱の敗戦。FWはもっとヘディングの競り合いやDFからのボールをキープしないと、カウンターという得点パターンがなくなるから苦しいなぁ、と思いました。
あと、ウェリントン頼みの中盤のディフェンス。　鈴木を右サイドから真ん中に移してパス回しはよくなったけど、守備力にはやや不安ありか。


　今回は残念な結果でしたが、久永を中心にいい攻撃も見せたし可能性は見られた試合でした。
まだシーズンは始まったばかり、前向きにいきましょう！


　今日のMVPは、左サイドで攻撃を司った試合巧者・久永辰徳です！