底力を見せた!執念の逆転勝利!!
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うじ
2011年01月22日 22:44 visibility102
苦しみながらもグループリーグを突破した日本!
準々決勝はホームのカタールと対戦。
GK 1川島
DF 2伊野波 4今野 22吉田 5長友
MF 7遠藤 17長谷部 9岡崎 18本田圭 10香川(→20永田)
FW 11前田(→3岩政)
例によって、日本代表が高い技術を背景に試合を支配。
前田のポストプレーや、遠藤のパス捌きが冴え渡る。
4分には、中盤でボールを持った相手MFローレンスに対して4人で包み込みボールを奪う。高い位置でのプレスがはまる。しかし、個人技のあるFWセバスチャンのスピードを生かしたカウンターに苦しむ。
12分、オフサイドを取りそこねセバスチャンに右サイドを抜けられる。吉田が対応に向かうが、シュートコースを切ることを意識しすぎたか、切り替えされ左足でシュートを放たれる。
これが決まりカタール先制。反撃したい日本は28分、本田圭が相手最終ラインのウラにボールを出し、岡崎がふわっと浮かせてGKの頭を越すボール、。これに突っ込んだ香川!!ヘッドで押し込み1-1の同点に。1-1で前半終了。
後半開始。
長谷部がフィジカルの強さを見せ、圧倒的存在感。8分にはドリブルにかかる相手から激しいチャージでボールを絡めとり、さらにその直後には右サイドをドリブルでかかる相手に強引に体を入れる(これはファールをとられたが)。
12分、吉田がこの日2枚目の警告で退場。しかもそこで与えたFKを決められ2-1と勝ち越される。一人少なくしかもリードを許す苦しい展開。
しかしあきらめない日本、遠藤はきたボールを冷静につなぎ攻撃にリズムを生み出す。岡崎はこの試合、常にゴールに向かう姿勢を見せ、脅威を与え続ける。前半36分の、スローインを受けると、DFの頭上にボールを浮かせてかわす、その相手を引きずりながらドリブルでペナルティエリアに進入すると、カバーに来たDFがいたが無理やりシュート。これはブロックされたが、体を倒しながらもキープ。あがってきた香川にボールをつないだ。
こういうプレー、僕の好きなプレー。
日本のエースは興梠やという考えに変わりはないんやけど、ここんとこの岡崎のプレーは本当に素晴らしい!!
後半25分、本田圭からまたもウラへ抜け出した岡崎へ、岡崎が相手DFともつれながらつぶれると、香川が抜け出しGKと1対1に。これを香川が冷静に決め2-2。
一人少ない日本が追いついた!!
この辺から両チーム疲れからか動きに苦しさが感じられる。
日本代表右SB伊野波も、クロスでしっかり踏み込めず、アウトカーブがかかったセンタリングを上げしまう始末。
ここでもド派手に目立つのは長谷部。
こぼれ球を拾うや否やドリブルにかかり2人ほど強引に突破しFKを得た場面なんかは、圧巻。アジアの規格から外れた選手やと思う。
44分、セットプレイのこぼれ球?を遠藤がキープ。相手選手にプレッシャーをかけられ、ボールがこぼれる。それを拾った長谷部が矢のような、見事な高速インステップのパスを香川へへ。香川は前を向いてドリブル。飛び出してきた相手GKをかわし、シュートを打つところで相手DFに倒される。そのこぼれ球につめたのは、DF伊野波。
スタミナをかなり消耗していたと思われる伊野波。
よく走った!!
よくそこに居た!!
素晴らしい!!
代表初ゴールとなる、見事なゴール!!
残り時間わずか。
日本はDF永田を投入し、相手のCKをしっかり跳ね返すと劇的逆転勝利で4大会連続のベスト4進出を決めた!!
日本の総合力の高さ、勝負強さを見せ付けた見事な勝利でした!!
準決勝は韓国になるかイランになるかわからんけど、次の試合も日本らしいサッカーを見せてほしい。
この試合のMVPは、圧倒的なフィジカルの強さで攻守にわたって大活躍のMF長谷部です!!
- 事務局に通報しました。
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