
~立ちはだかる壁、越えてゆかなければならない壁~
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Kengou14
2011年01月24日 16:59 visibility91
1/23 16Bへの招待大会に参戦。
この一週間、週末の天気ばかりを気にしていたが、どうやら雨[d3]の心配はなさそうであった。
土曜に練習試合が入った事もありその内容次第では、もしかしたらかなりの結果を残せるのではないかとどこか期待する部分もあった。
しかし、土曜の練習試合があまりピリっとせず、その期待はだいぶ萎んでしまった…。
それでもやはり、子供たちはやってくれるのでないかと思い、[d150]微かな期待[d150]を胸に早朝の瑞穂町へ向かった…。
到着するとグランドにはすでにラインが完璧に引かれており、練習している他チームの子供たちの姿があちこちに。ピッチの広さもまずまずで、8人制にはちょうどいい雰囲気であった。
早朝からグランド作り、会場準備をしていただいた関係者の皆様、本当にありがとうござました[d140]!
どのチームにとっても、朝の一発目の試合に関しては、入り方に非常に気を使っていると思うが、どれだけいい準備(アップ)が出来ても、小学生の子供たちはなかなか良い動きをするのは難しいと思う。ましてや3年生にとっては、コーチの方々もこれは難題でしょう。
しかしながら、中にはこれに反し、初っ端から闘志をむき出し[d153]、すばらしいスピリッツを持って戦うチームに出くわす事もある。どのようにして、子供たちの気持ちを高揚させるのか?
今後は、そういった部分も見習っていきたいと改めて考えさせられた。
そしていよいよ第一戦。
今回のホストチームとの緒戦。気持ち、気迫、技術、スピード…、すべての点で負けていた。
技術やスピードはどうにもならないが、気持ちの部分でも最後まで盛り返す事ができず、0-3で敗戦。まったく歯が立たないという印象はないが、現時点では、数回戦ってもなかなか勝てないだろうと感じた。それ位、すばらしいチームであった。
特に、出場した選手全員が考えてサッカーをしている。(もしかしたら、考えなくとも無意識に身体が自然と動くのかもしれない。)それでも、我々のチームもここまで引き上げる必要がある。
そうしないと強豪とは闘えない。
コーチからの檄が飛び、子供たちだけで話合いを持ち、迎えた第二戦。
13B登録のチームとの対戦であったが、このチームもほぼ第一試合と互角の実力を持つ、魅力的なチームであった。緒戦に比べ、HJSCの動きは良くなったものの、実力の差が徐々に現れ始める。
後半、押し込む時間帯もありゴールに向かう姿勢は見せたものの、緒戦同様0-3の敗戦。
僅かではあるが、「闘う気持ち」が見えた試合であった。
まず、この2戦を通じて感じた事は、「ボールへの執着心」の違いだ。とにかく、寄せが早い。
うちの子供たちは余裕を持ったプレーが全くできない。普段の試合で、ボールを捌ける、ボールを持てる子達でも、思ったようなプレーができていなかった。
今回の招待大会でまず感じてほしいのは「この感覚」である。「この感覚」というよりも、この「違和感」を感じる事が重要なのだ。あるいは、それこそ「壁」と言ってもいいかもしれない。
違和感や壁の向こう側にいる、この2チームのステージこそ、我々も目指すべき場所であろう。そして、既にHJSCの何人かはそこに手を掛けているはず。必ず、全員で乗り越えていこう[d140]!
午前中の二つの敗戦により、迎えた午後の3位グループ、トーナメント第三戦。
埼玉県坂戸のチームとの対戦であったが、第二戦、後半からのいい流れを持ち込むことができ、チーム全体でいい闘いができていた。中盤を支配できた点、前から積極的にボールを奪いに行けた点で相手を上回り、3-1で終了。本日の初勝利をおさめる。力関係で言えば、ほぼ互角であったと思われるが、今回は気持ちの部分で相手より少し勝っていたように思う。
ただ、みんなの気持ちがひとつになれば、もっと点も取れたと思うし、もっといい試合ができたはず。次の3位トーナメントの決勝に期待。
少し、時間を於いて、迎えた第四戦。相手は、町田の名門チーム。
幸いにして子供たちに疲労感はなく、開始早々先制ゴールを奪う。しかし、ここからが悪かった。
エアポケットに入ってしまったように、自陣のゴール前での散漫なプレーが目立ち、立て続けに失点し、1-2と逆転されてしまう。その後、コーナーから同点に追いつき、反撃するものの
シュートがクロスバーを叩くなど追加点を奪えず、2-2で終了。勝負はPK戦へ。
3人制で以下サドンデスのルールであったが、両チームとも誰も失敗せず、キッカーは7人目へ。先行は相手チーム。ここで、うちのGKが相手キッカーを止めた!ここまで、かなり読みも当たっていて、手に触れるような惜しいシーンもあり流れは来ていた。そして後攻のうちのキッカーが決め、7-6で勝利[d87]。
子供たちは大喜び!!!と思いきや、歓喜の輪もできず...。
ここまで感情表現が下手だとなんか悲しい...。(まぁ、あまり人の事は言えないが…。)
何はともあれ、3位グループで1位になれた事は良しとしよう。
君たちが頑張った証です!
それにしても、今回の招待大会は子供たちにとっても我々にとっても、非常に有意義で勉強になる一日であった。目標とする所、見習うべき所、改善すべき所、色々な事が明確になった。その部分に関しては、すぐに着手する必要がある。
上位チームとの差も絶対的なものではなく、手を伸ばせば届かない距離ではない。
あとは手を伸ばすか、伸ばさないかだ。
個人個人が頑張るという事は結果としてチームのためにつながり、チームのために頑張るという事は、個人個人が頑張る必要がある。今日、一日を振り返ってそういう事ができた子が果たして何人いただろうか?これは、何も試合に限った事ではなく、練習でも、それこそ話し合いの場でもできる事である。
特にキャプテン。君の事はコーチを始め、チームの誰もが信頼しているし、尊敬しているはず。もちろん、今でも充分その重責を果たし、プレーでチームを引っ張っているのは誰もが認めている。これは間違いない。
ただ、今日のような状況で君に求められたのは、正に「統率力」であった。まだ3年生に求めるのは酷かもしれない。しかし、やれねばならない時もあるのだ。
そのひとつは『声』である。 『声』というのは、意思表示であり、コミュニケーションでもある。
今後は、この『声』を是非、大切にしてほしい。これは、私からの個人的なお願いでもある。
子供たちには、いつも高い要求ばかりで恐縮だが、君たちへの期待の現われだと捉えてもらえれば幸いです。
最後に、本日個人賞をいただいたサトタイ。
まだまだプレーは荒削りで、気迫が足りない部分もあるが、出場した時間の中でボールに詰め、よく頑張った。みんなから出遅れたハンデはあるが、その分君にはまだまだ伸びシロがある。謙虚さと貪欲さを忘れず、更に人一倍サッカーを好きになろう!
これから益々期待しています!!!
招待大会も終わり、個人個人で新たな目標もできたはず。
その目標に向け、まずはできる事からスタートしよう!
以前にもイチロー選手の言葉を拝借しましたが、
さあ!みんなでとんでもないところまで行ってみよう!!!!!
sell【HJSC】
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- 事務局に通報しました。
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