オールスターで捧げた、リーグ参加チームへのメッセージ。~リーグ参加チーム全員がリーグ運営者~

SAS 000 000|0
選抜  130 43×|11

試合終了の鐘が響いた。
 
最終打者の保木(チームポアンカレ)が東京スカイツリーグ選抜・野村投手(イレギュラーズ)から弾き返した白球を坂井遊撃手(チームポアンカレ)がガッチリキャッチして試合終了となると、スタンドから大きな歓声が上がった。
 
12月8日、東京板橋区の城北公園野球場で行なわれた草野球リーグ・オールスター戦。新規リーグ参入チームの選手を中心に組まれた『SAS JAPAN』は、初年度からリーグに参加しているチームを中心に組まれた『東京スカイツリーグ選抜』に0-11と大量リードされた最終回、ソンウン(早稲田レッズ)、白木(ZAK JAPAN)と意地のヒットで1点を目指したが最終打者の保木が打ち取られ、最後まで得点することが出来なかった。
 
 
「劣勢のときでも、最後まで、全員で力を合わせて戦う。今回参加出来なかったス・リーグの参加チームに、そんなメッセージを伝えることはできたと思う」
 
SAS JAPANを率いた樫原主将(ZAK JAPAN)は敗戦にも胸を張った。
 
勝った東京スカイツリーグ選抜の主将、坂井(チームポアンカレ)も同じ感想を発した。「特に樫原さんの最後まで諦めない姿勢は、ス・リーグの参加チームに伝わったと思う」と、敵将樫原(ZAK JAPAN)の全力プレーを称賛。中でも後半、投手ゴロになっても最後まで全力で一塁を目指したプレーには、客席から熱い声援が沸き起こった。
 
「草野球リーグを運営するということは簡単なことじゃない。主催チームに運営を任せるのではなく、全チームがス・リーグの運営者としての自覚を持って協力し、運営し合うことが大事。」
 
CS決勝戦を残すのみとなったシーズン最後のこの時期にオールスター戦の開催を提案、実現に尽力した佐々木(リーグ管理人)はそう言った。
 
第一回の草野球リーグが終わりを迎えるこの時期のオールスター開催はたんなるイベントではない。
各チームの主力が集い、敵味方関係なく全員が野球を心から楽しみ、死力を尽くした勇者たちは、東京スカイツリーグ継続の熱いメッセージを城北公園に刻んだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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