富山第一対中越 感想

お疲れ様です。11日の第2試合、何となく見始めたら最後まで見逃したくない好ゲームになりました☆

中越高校の今村投手、上背は大きくなく、どちらかと言えば小柄な投手。スライダー、直球、チェンジアップの組立で富山第一打線を抑えていきます。

富山第一は、ノーヒットが続く状態。普通は焦っていく場面を「良いピッチャーだから打てないのは仕方ない。こっちは守りをしっかり固めて点をやらない」、そんな風に割り切った様な感じがします。実際、固い守りで中越打線を無得点に抑えます。

中越の今村投手も、7回、8回のピンチを抑えノーヒットは継続中。ただ疲れのせいか四球が増えてきたり、芯で捉えられる打球が見え始めたり・・・それでも自身のライナー好捕など気迫溢れるプレーに観衆の視線を集めていきます。

0対0が続くと、段々1点の比重が大きくなり最終回へ。中越高校が9回表を無得点になり、裏の富山第一はクリーンアップからの好打順。一死後、4番の狭間選手の二塁打で球場に一気に流れが起きました。続く5番打者の河原選手。中越高校は初ヒットを許した直後にタイムを取って、間を置いてます。その時に状況確認して、恐らく一塁空いてるので無理せず厳しく攻める、その次の下位打者を打ち取っていくことも話し合ったのかな、と想像します。

プレー再開後、コースギリギリのボールを今村投手は投げ込み、河原選手はしっかり見極める。3ボールになって次の球がインコースにストライクに。ここで試合後に今村投手本人も言ってましたが、「アウトを取れるんじゃ?」と迷いが出てしまい、5球目を河原選手がレフトへ弾き返す。二塁ランナーが生還し富山第一のサヨナラ勝利☆終盤まで好投手に持久戦で耐えた富山第一高校が、最後にチャンスをモノにした、そんな感想です。

今村投手は疲れも終盤見えたんですが、あれだけ良いピッチングしていたら代えられないですね。だからこそ早めに点を取りたかったと思います。

それを阻んだ富山第一高校。特に盗塁を3つアウトにした狭間選手が最後にピッチャー攻略のきっかけを作ったと思います。バッテリーが乗っていくとチームの起爆剤になるので、富山第一は前回同様に勢いづくような気がします。
両校共にお疲れ様でした。それと好ゲームを見させてもらいありがとうございました☆

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