広島市民球場が愛された理由・・・
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k5
2009年03月26日 20:26 visibility54
先日、最後の広島市民球場での試合が行われ、
約半世紀の球場の歴史に幕がおろされました。
球団が使用する球場は新球場となり、広島市民球場自体は
基本的に取り壊されるそうです。但し、ライトスタンドの一部は
残され、広島復興の象徴、およびイベントでの活用のために
使われるそうです。
広島市民球場の位置は、地図でみると
平和公園の噴水→慰霊碑→原爆ドーム→市民球場
と一直線上にあるようで、広島の皆さんにとっては
非常に意味のある球場だったことは間違いありません。
また、この球場設立、および球場や球団の存続のために
実施された『樽募金』は、カープおよび市民球場の歴史とは
切り離せないでしょう。
そもそも、親会社を持たない市民球団として広島カープは結成された
ため、球団設立当初は球団経営が深刻な状態にありました。
その時、酒樽を球場周辺や広島市内各地に置き「樽募金」を
実施し、球団の経営危機を打破しようとしました。
当時、まだ壊滅的な状況から復興が始まったばかりで
市民の生活はまだまだ苦しかったはずなのですが、
広島市民は樽募金に積極的に協力し、球団解散を回避した
という歴史があります。
そんな歴史があったからこそ、広島市民にとっては、
広島カープは「ワシらの球団」であり、
広島市民球場は「ワシらの球場」という意識が
とても強いんだと思います。
ちなみに今回、新球場設立のために数年前から
「樽募金キャンペーン」を実施したそうなんですが、
その総額は1億円を超えたとか・・・(驚)。
それは、「復興・勇気の象徴」でもある広島球団や球場に対して、
広島市民の心の中に
「ワシらの球団」「ワシらの球場」という想い
が、未だに生き続けている証拠なのかもしれません・・・。
では、我らがタイガースはどうでしょうか?
↑日記の内容が脱線する予兆(爆)。
阪神電鉄という親会社はありますが、球団経営資金の殆どは、
信者の恒常的な「お布施」から成り立っております(爆)。
「募金」と「お布施」は若干異なりますが、タイガースに対する
「ワシらの球団」という意識は、広島市民がカープに抱く感情と
同じように強いかもしれません。
ただ、広島カープとは異なり・・・、
ファンから集めた莫大なお布施の使途が、
こんなんとかこんなんだったりする点においては、
泣かずにはいられないのですが・・・(号泣)。
・・・あ、ちなみに、
一部では、別な意味での「樽募金」をしてる方も
いらっしゃるようですが(爆)、
これは球団に対しての募金ではなく、
ビール売り(略称:ビー娘)に対する「募金」です(苦笑)。
でもまぁ、募金をすることによって・・・、
「ワシらの球団」ならぬ・・・、
「ワシのビー娘!」
という意識が強く芽生えてることは確かです・・・(爆&逃)。
p.s.
「樽募金」ならぬ「haru貯金」についてはこちら・・・(激寒)。
おしまい
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