メランコリックってどゆ意味？

小学校高学年くらいの女の子がお母さんに尋ねてました。


古本屋で、ずらりならんだ本から一冊を手に取り、パラパラとページをめくり、手を止めたときにその子は尋ねたんです。

きっとそこにメランコリックと書いてあったんでしょう。

無知な僕は確かに意味を知らんなぁと思ったんですけど、お母さんはさらっと答えてました。


その後も二人で話ながら本を選んでるようでした。


『この本は？』

『持ってる』

『これは？』

『それも読んだ』

なんかいい光景だなぁと思いながら見てました。

僕もいつか子供と本屋に来て、活字の本を選びたい。そんな気持ちになりました。


僕はこの前子供に本を買って帰りました。

娘には小学一年生が読む心のあたたまる話、挿し絵がほとんどない本を。
息子には絵本を。


活字に今から慣れていってほしいので、娘には少しずつそういった本を与えていこうと思います。

買って帰ったときは、絵本が良かったのにー！と少し嫌がってましたが、

『息子くんはまだおこちゃまじゃけぇなんよ。娘ちゃんはもう小学生になるけぇこのくらいの本も読めるじゃろ？』

そう言うと、

まぁね、と、得意気な顔をしてそれから率先して読むようになりました。

ただ、まだ１人では読みたくないみたいなんで、○までを交互に読んであげてます。

僕が帰りが遅い日は嫁さんがやってくれてます。

まだたどたどしい読み方なんですけど、話の内容は頭に入ってるみたいで、話を読んだ後に感想を聞くと、ちゃんと答えてました。

これからも自分の読みたいときに読む程度でいいんで、徐々に読書が好きになっていってほしいです。


僕は僕で、読書して知識を増やさないと…。子供に何を聞かれるかわかりませんもんね。


そんときに、本屋にいたお母さんのように、さっと答えれるカッコイイ親でいたいですから。