本を読む娘。

昨夜、寝る前に娘が本を読んでました。

クスッと笑いながら。

そういう姿を見ると、とても嬉しくなります。




その本はこの前古本屋に行ったときに娘が自分で選んだもの。

最近子供に本を買ってあげてなかったので、本屋に立ち寄りました。


娘を連れて古本コーナーの105円セールの棚へ。

この棚の中なら好きなの買ってあげるよ。

こうして選ばせます。


娘はまだ絵本から離れて間もないし、活字に慣れていく段階。

それなのに読むか読まないかわからない1000円の本を1冊買うよりは、なんとなく読めそうな105円の本を10冊買ってあげた方が本を好きになるのに効率的だと思うんです。


それに安くても面白い本は山ほどあるし。


とは言え、それらは建前で。

一番は僕の財布に優しいからなんですが。



娘は105円の棚から次々と本を手に取ってページをめくっては、また棚に戻します。

何かを探すような感じです。

この目的なく本を見ていく作業って、僕は一番ワクワクします。

自分の知らないことがこの本に詰まってるかもしれない。

そう思うと棚に手を伸ばす衝動はおさえられません。


娘はまだそんなこと思わないでしょう。

でも、きっとこれから本と触れ合っていって、この感情を共有できるようになれればいいなと思います。



娘は一冊気になる本を見つけた様でしたが、その時はやめてしまいました。

買ってあげると言っても、いらない。


まだ娘はそれほど本に興味が湧かないのかな?

無理矢理買ってあげてもきっと読まないな。

残念だな。

そう思って、店内をウロウロしてました。


すると忘れたころに娘が僕の袖を引っ張って、「やっぱりさっきの本、欲しい…」と、言ってきました。

僕は単純なんで嬉しくなって、すぐに一緒に買いに戻りました。



本には王様が出てきたり、魔法が出てきたりします。

娘くらいの歳の子が読むには、物語ならとびきりぶっ飛んでるファンタジーな方が創造力が豊かになって、いいかと思います。

なかなか良さそうな本を選んでくれたと思います。




本を読む僕の隣で布団に入って、同じように本を読む娘。

かわいくて仕方ない。


その本、読んでみて面白かったらまた買いに行こうね。

そう言うと、飛びきりの笑顔でウンと言ってくれました。



夢の中でも本の続きを読んだのか。

娘は寝言でフフっと笑いました。

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