本を読む娘。
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カニスルーパス
2013年01月16日 12:27 visibility167
昨夜、寝る前に娘が本を読んでました。
クスッと笑いながら。
そういう姿を見ると、とても嬉しくなります。
その本はこの前古本屋に行ったときに娘が自分で選んだもの。
最近子供に本を買ってあげてなかったので、本屋に立ち寄りました。
娘を連れて古本コーナーの105円セールの棚へ。
この棚の中なら好きなの買ってあげるよ。
こうして選ばせます。
娘はまだ絵本から離れて間もないし、活字に慣れていく段階。
それなのに読むか読まないかわからない1000円の本を1冊買うよりは、なんとなく読めそうな105円の本を10冊買ってあげた方が本を好きになるのに効率的だと思うんです。
それに安くても面白い本は山ほどあるし。
とは言え、それらは建前で。
一番は僕の財布に優しいからなんですが。
娘は105円の棚から次々と本を手に取ってページをめくっては、また棚に戻します。
何かを探すような感じです。
この目的なく本を見ていく作業って、僕は一番ワクワクします。
自分の知らないことがこの本に詰まってるかもしれない。
そう思うと棚に手を伸ばす衝動はおさえられません。
娘はまだそんなこと思わないでしょう。
でも、きっとこれから本と触れ合っていって、この感情を共有できるようになれればいいなと思います。
娘は一冊気になる本を見つけた様でしたが、その時はやめてしまいました。
買ってあげると言っても、いらない。
まだ娘はそれほど本に興味が湧かないのかな?
無理矢理買ってあげてもきっと読まないな。
残念だな。
そう思って、店内をウロウロしてました。
すると忘れたころに娘が僕の袖を引っ張って、「やっぱりさっきの本、欲しい…」と、言ってきました。
僕は単純なんで嬉しくなって、すぐに一緒に買いに戻りました。
本には王様が出てきたり、魔法が出てきたりします。
娘くらいの歳の子が読むには、物語ならとびきりぶっ飛んでるファンタジーな方が創造力が豊かになって、いいかと思います。
なかなか良さそうな本を選んでくれたと思います。
本を読む僕の隣で布団に入って、同じように本を読む娘。
かわいくて仕方ない。
その本、読んでみて面白かったらまた買いに行こうね。
そう言うと、飛びきりの笑顔でウンと言ってくれました。
夢の中でも本の続きを読んだのか。
娘は寝言でフフっと笑いました。
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