
今シーズンを振り返る 山形編
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ゴロー
2009年12月07日 21:42 visibility44
山形の今シーズンを自分なりに振り返ってみます。
J1初挑戦の今シーズン。
シーズン前に「サッカーダイジェスト」の「選手名鑑」に載っていた、評論家や解説者の予想では、
山形は全員最下位でした。
「降格」ではなく「最下位」です。
去年の札幌よりひどいですよ。札幌を最下位に予想した人は半分ぐらいでした。
しかも一人も違わず、全員です。
自分も残留はキツいだろうな、と思ってました。
その予想を見事に覆してくれました。
最終順位は15位でした。
私はビッグアーチで広島にボロ負けした時、ゴール裏にあいさつに来た選手に向かって、
「目標は15位だぞ!」
と叫びました。
その通りになりました。
もちろん及第点です。
ポイントになった試合は3試合あったと思います。
まずは、開幕戦の磐田戦の大勝。
あれで自信がついたと思います。
次に、アウェーのマリノス戦の、ラスト10分での逆転勝ち。
何試合も勝てなくなって、「やっぱり駄目か」と思いかけた時の、チームに勢いを取り戻す勝利。
そして、アウェー柏戦の「裏天王山」での勝利。
まさに勝ち点6に値する勝利でした。
しかし、15位は「残留最下位」です。
課題は山ほどあります。
まずは攻撃。
今シーズン、失点は5位でしたが、ゴール数は大分に次ぐワースト2位。
大事な最後の4試合もノーゴールでした。
次に、中盤の選手。
FWは経験豊富な古橋の加入が大きかったのですが、中盤にも経験豊富なJ1レベルの選手が欲しいところ。
そして、抜けた選手の穴埋め。
今年小原、渡辺という、チームにフィットしたディフェンシブな選手をクビにして今いました。
きちんと穴を埋められる選手を補強しなければなりません。
2002年の札幌とか、2003年の仙台とか、2007年の甲府とか、
1年目は何とか残留したものの2年目に力尽きてしまうチームが多いのが実態です。
来年も厳しい戦いが予想されますが、J1定着に向け、選手、フロント一体となってがんばって欲しいと思います。
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- 事務局に通報しました。
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