足が使える長身選手

足が使える長身選手が多いですね、最近は。

クラウチなんかは長身すぎですけど、あの身長でありえない動きします。

長身過ぎて若干気持ち悪い(悪い意味ではなく、異常なとでもいいましょうか）動きしますね。

インテルのイブラヒモビッチやアーセナルにいる若手デンマーク人ベントナーとかもそうでしょう。ヴェンゲルが見つけてくるぐらいだから、動きはカヌみたいな感じでしょうか。まだきちんと彼のプレーを見てないけど。

日本にも長身選手と呼ばれている選手は結構増えてきましたが、正直にいうと、身長もテクニックもまだ及びません。ヨーロッパでも以前は長身でコーナーからヘディング狙いという選手が結構いましたが、最近はそれだけではちょと厳しいのか、それとも長身選手自身にテクニックが身につくようになったのかわかりませんけど、こうした選手が増えている一方で、日本は未だうまく利用できないのに高さにこだわっているような気がします(最近はそれほどでもないのかもしれないけど、前に書いたディドとか平山とか、矢野とかもそうかもしれないけど）。

日本では、180センチを越えると長身と呼ばれる人が増えますが、180センチ以上で、日本で言うテクニシャンな選手はあまりいないのではないかなー、と思います。あんまり知らないから出てこないですけど。

先のイブラやベントナー、クラウチは高すぎだけど、アンリ(188)やカカ(186)、C・ロナウド(184)とかも、日本レベルで見ると立派な長身派です。ヨーロッパとかで見れば、平均よりやや上ぐらいなのかもしれないけど、この人たちはどっちかというとドリブル大好きですね。しかも異常なくらいうまい。日本でこのレベルはいません。ま、世界でもこのレベルはあまりいないけど。

サッカーは比較的身長に左右されないスポーツだといいます。以前ワールドカップのドイツ-アルゼンチンでも書きましたけど、あのときは長身のドイツ相手に、負けはしたけど、ボールキープはハイボールの処理も含めてアルゼンチンの小柄な選手が上手だったように見えました。だから絶対長身でないとということはないし、日本の平均的な身長からみればむしろそういう戦い方ができることのほうが重要ではないかと思います。長身で松井とか、水野とか(いつも出てくる人が決まっててすいません)みたいな選手がいればモチロン使うべきでしょうけどね。でも、欧州で活躍している選手をうまく利用できないで、チーム自体はやっぱり強くなるとは思わないけど。。まぁ、日本はヨーロッパから見れば最も遠い国の一つではあるけれど、今回のワールドカップ予選では、オーストラリア、そしてもとより韓国なども同じ条件ですので、遠いから、というのも理由にならないと思います。そういう意味では現有戦力で、最も勝つために必要な選手を中心にチームを組むべきだと思いますが。

ところで、長身という話題で行くと、アメリカとかが本気でサッカーやりだしたら、バスケ選手やアメフト選手並みのガタイの人とかでサッカーチーム組んだら、きっと強いだろうなと常々思ってますが、まぁ、実際は日本がワールドカップに優勝するよりもありえないことだと思います。アメリカが4大スポーツ捨てるわけないもんね。。