サッカーを戦術から理解する-を読む
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soultrans
2008年07月25日 01:36 visibility170
最近買った本で、
『4-2-3-1 サッカーを戦術から理解する』を読んでいる。
もう読みおわりそうだけど。
率直に言って、
面白い。
戦術的な面で日本がいかに劣っているか、というかトレンドから遠いエリアにいるのかというのがよくわかるし、なぜJリーグがつまらないのか、という理由もなんとなくここにある。
実際は、Jリーグがつまらない、のではなく、ヨーロッパのほうが、戦術的にも革新的な試みがより多く行われているからヨーロッパのほうが面白いのだと思う。
確かに選手個々人のレベルはあるが、
逆にチームの完成度、監督の戦術のマッチ度?が高ければ、たとえ有名な選手がいなくても
面白い試合は確かにある。
たとえば、有名どこだと、数年前の高校選手権の野洲高校は、普通に見てて面白かった。
ある意味Jリーグよりも。
攻撃的であることが魅力的である、というフレーズが、この本のあちこちに、多くのオランダ人が話した言葉として載っているが、やはり攻撃的でないと魅力的なゲームは作れない。それはリスクを承知で自身のすべてをぶつけるということであり、失敗した時も、それを誇れるメンタリティを持っていないと、チーム自体が革新的でなくなる。
チームにいる選手のプレーももちろん魅力だが、戦術が練られた意味のあるシステムを使うことによって、チームも選手もより輝くというのがすごくわかりやすく理解できた。
システムって重要なんだなー。
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