目先のことにとらわれていないか?

なんだかそう思います。


某球場の空調維持費用がもともとかかるからとか、

移動の経費だとか、払い戻し費用だとか、

1シーズンの利益を予測して選手の年俸を支払っているとか、


「本当に日本の野球界をどうしたいのか。」


今の私には見えてきません。[d221]

現在、ヤフーのトップには、東京電力の電力使用状況がアップされています。

計画停電エリアがあるため、現在は88%

これがきのうの朝10時ごろは、96%を越えていたはず。[d276]

工場を動かすための電気、
人の移動を助ける電車を動かす電気、
取引をするための電気、
将来に向け、勉強するための電気、
治療を受けるための電気、
交通安全のための信号を動かす電気、
そして、生活する人のための電気・・・。

それを我慢してまで関東や東北で野球をする理由になるか。

残念ながら、消費が回るといっても、
モノを供給・販売する電力がなければ意味がありませんし、
生産するものはサービスだけであって、
商品を生産するものではない。

商品不足に陥っている中で、サービスを生産していいものか。

少し考えてしまいます。

さらに言うと、工事やメンテナンスを予定していたところが
この1~2週間ストップしているところもあります。

工期が延びても、遅延した分の人件費が出るとは限りません。

安全面でも不安です。
節電ナイターといっても、観客席が暗いとどこにボールが飛んでくるのかわからないのでは困ります。
けが人が増えたらそれこそ叩きの材料になります。
ただでさえ野球にあんまり来ない人が阪神戦とかパリーグの球場に来ては、
ファールボール頭にぶつかって血だらけになっているのを見ているので、
そこも心配ですね。

さらに、この時期にナイターをやることで、世間的な反発を受けるだけでなく、
関東地方で20時ごろに大規模停電が発生した際、
大量の帰宅難民が発生することが予測されます。

海浜幕張で、横浜で、所沢で、信濃町で、水道橋で。。。何万人単位の帰宅難民・・・。

いくら「災害による払い戻しや賠償は受け付けない」と
チケットの観戦規約に書いてあったとしても、
内から、外からイメージを悪くするようなことをするのは、
企業の行動からするとリスクは大きくなるでしょう。


工場の消費電力の少ない深夜帯の生産活動も、
周囲への騒音や、労働組合との調整、法律の課題も山積しています。

選手会ももっと、「出場できなかった試合分の給料の一部を返納します。だから延期をしましょう」ぐらいの話が出来ないのか。
あ、今の選手会長に期待し(ry

でも、それぐらいの判断、交渉力があってもいいはず。


先日、買い物に行ったところ、
「エレベーターが1台しか動いてないとは何事か?」
と店員さんに怒りをぶちまけていた情けない50代がいました。
(まったくいい歳こいて・・・[d156]というのは別の話)

人ひとりひとりも、横着心が当たり前になっていませんかね?
電車の本数が少なくても、ショッピングセンターのエレベーターが使えなくても、
家が暗くても、

生きていることが一番の横着なんだから。


残念ながら、国はCO2を25%削減などといっておきながら、
新しいエネルギー・クリーンエネルギーを仕分けてしまい、
原子力依存を強めようとしていたところでした。

茶番なんていりません。

国も冷静かつ、的確な調整を願います。


取り留めなくなってしまいましたね・・・。反省。

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