楽天2軍、本拠地の協定延長拒絶 山形・宮城両方と 協議(日経)
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あおいちぱんだ
2008年10月01日 00:45 visibility1096
最下位低迷の楽天ですが、衝撃的な話が舞い込んできました。
山形県との2軍本拠地撤退も辞さない構えのようで。 http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080929c3b2904929.html
楽天2軍、本拠地の協定延長拒絶 山形・宮城両方と協議(9月30日付け日経)
プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスの2軍本拠地問題で、楽天野球団の池田敦司副社長は29日、山形県の斎藤弘知事に「協定の延長を辞退する」と申し入れた。現協定は11月末で失効する。
今後、誘致に名乗りを上げている宮城県利府町と山形県の双方と協議する方針。
池田副社長は延長拒絶とともに「諸条件見直しの協議」を申し入れた。
これに対し、楽天のユニホーム姿で応対した斎藤知事は「楽天は地元球団という意識が根付いてきており、引き続き本拠地としてお願いしたい」と引き留めに全力を挙げる構えを示した。
本拠地移転問題の背景にあるのは観客動員の不振。山形県内での楽天主催試合の平均観客数は1000人の目標に対し2006年が988人、07年が818人、08年が642人と年々減少している。利府町は仙台圏からの集客が見込めるほか、2軍練習場や宿舎にも近く、選手・スタッフの移動面でも有利とされる。
山形県はすでに集客力向上策など3項目を柱とする提案を伝えているが、斎藤知事は「今後の協議の中で必要であれば追加的提案も考えたい」と強調した。
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荒川静香の出身地でベッドタウンとして発展している利府町と山形県との引き合い合戦ですぐには決断をせず、
球団収益に直結する有利な条件を出させるのかなとも思いますね。
1軍の弁当問題から今年の楽天は収益というものにシビアになってますね。
悪いとは言わないのですが、
あんまりこの状態が続くことは正直よくありません。
山形県側としても山形県野球場(YZタカスタ)の命名権(現在は地元の蔵王タカミヤホテルが保有)や様々な使用料など様々な問題があるのでしょう。
初年度こそ平均観客動員数が1500人程度とファームでは驚異的数字を叩き出したわけなのですが、県民としてはインセンティブが低くなったのか、単に初年度のご祝儀だったのか今年は642人と落ちてしまったようです。
非常に大きな問題でもあると思いますね。
Kスタ宮城の収容人数が低いこと(稼働率だけみればかなり優秀なんですけどね)、ファームの収益が悪化し、動員数は過去最悪の状況。
練習設備が宮城県に出来た時点でこの動きもあるなとは読んでいました。
ただ、こんなにも早く移転をチラつかれると、楽天の球界参入は見せかけの地域密着だった、2004年、後出しじゃんけんに対する地元の不信感はライブドアの財務体質のいいかげんさを差し引いても拭えないのではないか、むしろ後味の非常に悪い感じを助長させるのではないかと不安になってしまいます。
営利企業な故、採算性や今後の展開を考えるともうちょっと方法はなかったのかとかも思います。
あれから4年、失ってからでは遅いんですけどね。
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