ワールドビジネスサテライト「日本のプロ野球の戦略」

3月17日23時からテレビ東京系列で放送された
ワールドビジネスサテライトに於いて
「人気回復を図るプロ野球」と題した特集が放送されておりました。

以下がその内容です。

先日、パドレスとドジャースのオープン戦が中国北京において開催され、1万人もの観客が訪れたのだという。
野球教室も開催する予定であり、ファン側も「ルールを知ればもっと楽しむ人が増える」と話しており、
MLBジャパンのCEOは中国のマーケット開拓を狙っているのだという。

その一方で千葉ロッテが4月からベースボールアカデミーを開催することや
いままで野球ビジネスには遅れていたポイントカードを使った履歴を元にマーケティングを行っているという話でした。

インタビューにはバレンタイン監督と荒木重雄執行役員の2人が答えており、
ボビー:「リーダー(オーナー)はビジネスをメジャーと同じレベルで出来ることを証明する必要がある。
チケットを売る一般的な収入だけでなくコミュニティの一つになる必要がある」
(テロップとは若干違います。インタビューから筆者訳)

荒木:「町を見れば携帯とかインターネットとかいろんなアミューズメントスポットとか
非常に多様化・選択肢がある時代で、昔のやり方と今のやり方が違うべきで
その中で顧客を深堀りできる仕組みをつくっていかないと、難しい」
と答えており、VTRは終了
大浜キャスターが「確かに千葉ロッテはいろいろやっていて地域密着を図りながらもお客さんの消費行動をも出来るだけ把握して効率のいい売り方だったり見せ方だったりと、徹底してやっててます(ry」

工工エエエエエエェェェェェェ(゜Д゜) ェェェェェェエエエエエエ工
終わり?マジで?
まぁビジネス番組の一部ですからね、今日は円高ドル安の報道が大部分を占めていた影響も有るのかもしれませんが、1球団だけ?というのが正直物足りなさを感じましたね。

まぁ詳しい特集は「ガイアの夜明け」とか「すぽると!」の「ベースボールルネッサンス」で特集すればいいのでしょうけども。


・・・まぁマリーンズという球団側にしてみれば「してやったり」感満載なのでしょう。

確かにメジャーでも采配を振るった経験のある監督がああやって言うのですから説得力は有りますし、
荒木執行役員が仰っていた「効果的なメディア戦略」という部分を考えれば無料で打ってくれるCMみたいなもので非常においしいトコ取りの感がありますからね。

まぁでもアメリカの戦略というのは明らかに巨大市場である中国に向いており、
さらなる収益確保と人材の確保を狙っているわけで、日本市場が明らかに遅れているのも事実です。
(まぁ2005年に行われる予定であったロッテ×ソフトバンクの韓国開催が中止になったことがトラウマなのかもしれませんが)

讀賣なんか早くからその辺に手をつけておけば国内視聴率の低下なんていう問題も跳ね除けられる、
日本国内、地域だけでなくアジアに視野を広げて放映権の販売やグッズの販売、観戦ツアーの開催などをやっておけばよかったのではないかなと考えるんですけど。
国民的打者凱旋試合と銘打てば満員になることは確実だと思うんですけどね。
讀賣旅行でしたっけ?ツアーを自社で取り扱って、羽田からチャーター機飛ばして移動したり、
さほど国内からの募集人数が集まらなくても、あちらに行けばVIP扱いのスンヨプがいるわけですし、
満員になると思うんですけどね。
まぁその辺は別エントリにしましょうか。

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