幻の移転提案が・・・OTZ
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あおいちぱんだ
2007年11月01日 01:32 visibility138
群馬、福井加入し6球団に プロ野球のBCリーグ
http://sports.nikkei.co.jp/flash_k.cfm?news_id=100909
BCリーグが来年から群馬・福井が加盟し、6球団になるそうだ。
このニュースを聞いて、正直残念だった。
というのも自分が普段からずっと考えていた
ヤクルト福井移転案を考えていたからだ。
こんなことを東京のスワローズファンにいうと怒られそうだが、
親会社の経営も危うい現在、移転にかかる費用を出してくれそうな地方へ
思い切った移転を行うことこそこの球団の進んだほうがいいと思われるからだ。
(あくまで福井にBCリーグのチームが出来ることを想定していません。)
「大胆提案!スワローズ福井移転」
☆メリット
・1世帯あたりの貯蓄額が日本一。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~kobayasi/cha/cha_1/fukui%20_1.htm
貯蓄額が多いということを考えるとここに消費コンテンツがひとつ増えることで
(説明が長くなるので省略しますが、使うところがなさ過ぎるんだと思います。)
下手に東京にいるよりかは集客力が見込めるのではないかと考えたからである。
・カニバリを起こさない
いわゆる重複ですね。
一番近い北信越BCリーグの石川が商圏がダブってしまうリスクは
マーケット的にも犠牲は小さいと考えました。
下手に神宮球場で試合をやるよりは半分以上を福井でやったほうが
スポーツビジネスとしてもそろばんは十分にはじけると思うんです。
理由は下にも。
・名古屋や大阪に近い
スワローズの株主であるサンケイグループはもともと関西資本で、敦賀などをみればほぼ関西圏に入っています。
加えて福井市内も大阪駅からは特急で2時間以内とそんなに遠くないので、
デーゲームの阪神戦・中日戦などであれば大勢の阪神・中日ファンが特急に乗り込んで
遠征に来てくれることが期待できます。
読売とは平日に行えば客はそこそこ入るでしょう。
あ、ちなみに福井ではなく滋賀じゃダメです。
新幹線が通っているので名古屋と大阪と両者からも非常に近く、商圏がかぶりやすいことになります。
・原発マネーで建設した諸施設の有効活用ができる
2軍の選手寮を敦賀付近に建設する場合、自治体が原発マネーで建設したリゾート施設を指定管理者などを使って球団が格安で借り受けることで移転に必要な費用を抑制することが出来ます。
もちろん1軍選手の宿泊施設が課題になりますが。
・北陸新幹線を福井まで建設する理由が出来る。
政治家の皆様、国土交通省に力を入れるチャンスだったんですよーw
現在プロ野球球団の本拠地がある地域で新幹線が通っていないのは札幌だけです。
ただ、札幌には新千歳があります。(もっと言えば丘珠がありますが。)
仮に福井にプロ野球球団が移転した場合、高速交通網が整備されていない地域は福井だけになります。
(福井空港があるのですが、過去小松空港の影響で定期便が飛ばなくなりました。)
現状は金沢近郊までが建設されるそうですが、現状では福井まで着工されておりません。
名目の一つに加えることで少なくともマイナスになることはありません。
福井県の人々はみすみすチャンスを逃してしまったことに・・・。
・イースタン、ウエスタンの格差是正
近鉄2軍が山形イーグルスになったことでイースタンとウエスタンが奇数同士になってしまいました。
結果としてイースタン側では育成選手を中心としたフューチャーズを生んだことになるのですが、これだけではウエスタンには何もメリットがありません。
むしろ戸田の河川敷なんかでやっているより、県内の球場でドサ周りしていたほうが遥かによいと思うのですが。
あくまでここまではメリットなのですが、さらに福井に移転する上で重要なポイントがいくつかあります。
福井に移る上で重要なキーポイント
「福井資本」をいかにして活用するか
・警備や飲食など、さまざまな面で地元資本の会社が立ち上がることで
地域内で経済が循環します。
これがたとえばフルキャストのように東京資本が地方(例:宮城)に進出してしまい、
給与だけが地元に落ちるという形になってしまうと旨みがありません。
説明がまた長くなってしまいますが、地元で警備会社を立ち上げて観客誘導などを行い、そのコスト全てが地元に落ちることになれば、地元として悪い話しは一つもありません。
地域の金融機関が主導して会社組織を立ち上げることで地域経済の循環が
なされます。
「ホテル不足はどう解消するか」
福井市内での問題はホテル不足に陥る可能性があるということです。
現に仙台でも深刻なホテル不足に悩まされているようです。
(逆に全国の資本が仙台に投下され、ホテル建設が着々と進んでもいますが。)
とりわけナイトゲームでは22時以降に球場を離れる野球選手が食事をする場合、深夜に食事をする場合が多く、そのほかにも部屋の広さや栄養バランスに適した食事が提供できるか、
トレーニングルームがあるかとか、宴会場の広さなど、さまざまな条件があり、
仙台移転の際にもそのあたりのノウハウがあるホテルが選ばれている。
(詳しくは仙台経済界という地方経済誌を参照)
ざっと調べたところ、福井駅前でこの条件に当てはまるのがワシントンホテルだけだ。
アパは幕張の場合だと元プリンスだったことからも広いものの、
ほかのアパホテルは客室が狭いことでも有名なので、ここが選ばれる可能性は低いだろう。
となるとワシントンの一人がちになってしまうが、そこの点を同業他社がどうシェアを奪えるのかがシュミレーションをするとまた面白いと思われる。
また、それによって福井の雇用も創出される可能性がある。
・公共交通面をどうするか。
現在の県営福井野球場へのアクセスは車かバスで近隣道路事情も考えなければ渋滞が発生し県民にとって迷惑施設になりかねないリスクがあります。
これ以上無駄な投資を避け、既存の設備を改修し、使用するのであれば県営福井野球場が無難なところではありますが、
理想は原発での資金で県内を走る鉄道の沿線に野球場を建設し、近隣道路と駐車場も整備。
アクセスのメインを鉄道にし、福井駅までのアクセスに定時性を確保するという感じなのですが。
さらにネットなどでいろいろ調べていると福井駅から出ている「えちぜん鉄道」というのは
阪神電車のお下がりらしいので、ノウハウも阪神のお下がりを貰えれば・・・。
まぁ輸送力が段違いなので、そこの点は考えなければいけないのですが。
・選手の移動問題
前述したように福井空港は定期便が飛んでいません。
隣の小松空港が便利だということがありますが、そうなると逆に小松空港の輸送需要が逼迫する可能性があります。
福井空港は平成15年に滑走路延長計画を中止しており、プロ野球がくるからといって福井空港の整備を行うとは考えられません。
(当たり前ですが野球にはオフシーズンがあるわけですから。冬は閑古鳥が鳴くのが確実ですし。)
名古屋・大阪・東京・横浜に移動するのは比較的楽ですが、
仙台・札幌・福岡・広島の4都市へ移動するのは非常に面倒でもあります。
ここも北海道モデルを採用して特に交流戦期間の日程調整が厳しい期間を神宮で行うなど
うまく調整することで移動負担を軽減するといったかたちを取ることで解決できるかなと考えました。
・メディア露出はどうするか
ぶっちゃげ、福井は4チャンネルしかない。
しかもうち2chはNHKだ。
ということは地域独自のメディア発信となるテレビ枠が非常に限られてしまうというデメリットがある。
そこまでいくのであればネット中継などが一番楽ではあるが、はたして福井県民がパソコンの電源をつけてまで視聴し、
そこまで上手くいくかは難しいところである。
テレビじゃ見れない福井球場。
出来るかなぁ・・・。
・主力選手のマンション等の確保。
とくに家庭を持っている選手になれば、読売に移籍した小笠原のように
単身赴任として福井に行かなければ行けない場合がある。
下手したらここのコストが一番高くなる可能性も。。。
そこで・・・
・株式を地元に配分し、経営基盤と地域密着を強くする(北海道モデル)
いわゆる利益に関係する企業に出資を仰ぎ、スワローズ自体の経営リスクを分散させる。
ラミレスの去就について「マネーゲームには参加しない」と言っているが、本体自体が地方工場の閉鎖や縮小をせざるを得ないくらい経営が厳しいのも事実だろう。
これでは強くも何もならない。ファンも増えない。
再編問題の再来になりかねないでしょう。
あのときは古田の力が非常に大きかったのがありますが、現在の選手会会長に
その力量を求めるのは酷過ぎます。
県や地元金融機関なんかに増資をお願いして、地域密着球団であるということを
強くすることで地元のモチベーションがさらに高まる可能性がありますし、経営基盤の強化にも繋がります。
・東京音頭が東京じゃなくなる?
文化的にこれが一番の問題になるかもしれません。
神宮で20試合ほどをやるなら問題はなさそうですが、福井でのメインの試合を東京音頭をやるわけには行きません。
福井応援団を新たに作る必要が出てきますね。。。
・神宮で働いているバイトの子の職がなくなる?
でもあんたら、早稲田の試合で儲けてるんじゃないの?w
早稲田の人間からすると今年のフィーバーは腹立つ物らしいけど。
と、考えたのですが、如何でしょうか?
西武・横浜・ロッテと地域密着で動き出している中で、一番遅れているのが読売とスワローズの気がするので。。。
- 事務局に通報しました。
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