相手を「いなす」プレーの必要性
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とめさん
2015年03月12日 20:50 visibility4745
昨日の練習後、我がチームNO.1テクニシャンとの話。
彼は怪我のため、関西某大学でのサッカー及びプロへの道を断念しています。
やはり、スポーツにおける怪我はその後の人生を左右する、大きなものだと思います。
さて本題ですが、確か「もう少し上手くなりたい」と彼の言葉から、私は十分上手いと思っているんですが、彼からするとまだまだと言うこと。そこで、テクニックの話になり、ドリブルの話に発展し、歳を取った後のプレーの難しさを伝えと、初めてゆっくりプレーについて話をしました。
そこで、若い頃は自分からアクションを起こすプレーが必要だと言う前提のもと、レベルが上がるとそれだけではオプションが足りなくなるよね・・・と同意見。
大学1,2年くらいまでは、アクションを起こすプレーでガンガン行く意識は大切だし、荒削りでも「恐さ」のある若手には必要なプレーです。
しかし、レベルの高い所でプレーを望むなら、そのプレー以外に「相手のアクション」に対応できる「リアクションプレー(テクニック)」が必要になってくるのも事実です。
当然、自分のスキルレベルと同等、或いは上の相手と対峙する事が多くなり、自分のアクションに付いて来たり防がれたりする状況も増えます。そうした時必要になるのが「相手をいなす」プレーです。
それには、テクニックやスキルの他に心理的側面も含まれ、俗に言う「駆け引き」の部分に相当するのかなという感じですね。そこにはポジションであったりチームでの役割であったり、色々な因子が絡んできますが、レベルが上がり年齢を重ねるとアクションだけでは引き出しが少ないと言うことです。
相手の動きに対応して逆を突くプレー(いなすプレー)ができると、相手もそれを気にしなくてはいけません。要は相手に「余計に」考えさせ「余計な」プレーをさせると言うことです。
簡単な例で例えると、パスを警戒した相手がパスが出し辛い距離に寄せて来たとします。ここで逃げるドリブルをすると相手の思うつぼですが、ほんの少しボールをずらすなりしてパスコースを作りパスが出せると、相手としては「もっと寄せなければいけない」という心理が働きます。そこで先程のパスを考え足元近くまで寄せてきたらドリブルでかわす。
今度はまた足元まで寄せられなくなりパスを出される。
そうすると、相手のアクションに対してリアクションしたことで、今度は自分が主導権を握りアクションできることになります。
これは、色々なプレーで同様にあり得ることで、やはり「相手をいなすプレー」は大事だなという結論になりました。
また、歳を取ると若い世代にアクションだけでは通用しないので、やはり同様だと思います。
年の功=いなすプレー
と言えるかどうかは疑問ですが、私自身も少々出遅れた感がありますが、この「いなすプレー」を意識してプレーしてみようかなと思った昨日の出来事でした。
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- 事務局に通報しました。
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