日本代表戦 vsシリア 


皆さんはどういった印象を持たれたでしょうか?

結果的には、3-0というスコアでグループリーグ首位を奪いました。最終予選へ進むためには必要最低限の条件ではありますが、最終予選進出が最終目標ではないはずです。


縦への意識を増やし、ダイレクトなプレーで相手ゴールへ迫る。

しかし、私にはそんな印象は残りませんでした。

やろうとしている事へチャレンジしなければ、それがどのレベルでどれくらい通用するのか、そしてそれを完成させる為に何が足りないのか分からないと思います。


「ダイレクトなプレー」と「ダイレクトプレー」は違います。

相手ゴールへ向かうプレーをシンプルに実行する事がダイレクトなプレーであり、より多く相手ゴール前で決定機を作りゴールを奪う。


しかし、シリア戦ではそんなプレーは少なく、何を目標に予選を闘っているのか理解できませんでした。

ダイレクトなプレーで相手ゴールを陥れるためには、「スピード」が絶対だと思います。

プレー、パス、判断、スプリント。あらゆるスピードが必要だと思います。


しかし、スタメンにはそのスピードには全く縁のない選手が多く、矛盾した選手起用にそろそろフラストレーションが溜まりつつあります。

自国の代表を精一杯応援することしかできない我々サポーターは、今は結果だけではなく、2018年にロシアで日本が躍進する事を願っているはずです。

当然、代表スタッフ、選手、更には日本サッカー協会も同じだと信じています。


本田選手は非常にスキルフルな選手です。香川選手も同様です。

しかし、彼らにボールが集まるとスピードが極端に落ちるのも現状です。


武藤選手、宇佐美選手、岡崎選手、南野選手などの縦へのスピードを持った選手を長い時間プレーさせて見てもいいんじゃないでしょうか。

中盤には、考えるスピードのあるG大阪の遠藤選手を復帰させ、広島の青山選手とコンビを組ませ、右のサイドバックには湘南の遠藤選手、左には槙野選手と運動量とスピードのある選手を置いた方が、目標に掲げるサッカーに近づくような気がします。


G大阪の遠藤選手は招集されていませんので、山口選手を起用して、一度中盤の無いダイレクトな攻撃を意識してゲームをしてみてもいいような気もします。

4-2-4で速く相手DFラインの裏へボールを運び、ゴール前へ1人でも多くの選手を集中させてゴールを狙う。


極端な戦術かもしれませんが、それができて初めて、これまでのポゼッションサッカーとの融合ができるのではないかと考えます。

ダイレクトな攻撃ができないのに、それを目指していても始まらない気がしますが。。。


イランとの親善試合、違う形でのアプローチを期待したいと思います。


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