攻撃が先か守備が先か? 卵が先か鶏が先か?的な・・・


ボスニア戦、ご覧になった方も多いと思います。

大勝した?ブルガリア戦からどのような課題を見つけたか?

それは、今更議論する内容ではなく、もう数年前から言われている、そして露呈している事で、ブルガリア戦もボスニア戦も全く同じ問題で失点を重ねています。


ブルガリア戦:2失点

ボスニア戦も:2失点


先日の投稿で、「今のDFでは、1試合2失点は覚悟しないと・・・」と綴った事が現実となり少々残念です。日本代表が、爆発的な攻撃力を持ち合わせているのであれば少々楽観視してもいいのかもしれませんが、決定力不足とイマジネーション不足の慢性的な病を抱える中で、それも期待はできません。


攻撃が先か、守備が先か?


これについては賛否両論だと思います。

攻撃は最大の防御!!を真髄とする攻撃型の方。

いい攻撃は、いい守備から!!をモットーとする守備型の方。


これについては、私はどちらでもいいと思っています。

攻撃は最大の防御でも、守備をする機会が皆無なわけではありません。ここで言う「攻撃」とは、当然ボールを保持して相手ゴールへ迫る攻撃もありますが、守備においても攻撃的に相手ボールへチャレンジし、早くボールを奪い返す事も含まれます。

これを偏った考えで、相手ゴールへ迫る攻撃だけが最大の防御だと考えると、おのずと失点が増え、その哲学を否定しなければいけなくなります。


それは、いい攻撃は、いい守備からでも同様です。

いい守備=意図のある、計画性のあるボール奪取だと思います。それは自分達でボール奪取する場所やタイミングをコントロールできるが故、いい攻撃に移る事ができる。「奪える!!」という確信があるが為、奪った時には既に攻撃へのアクションが始まっている。いい守備だけしていても、その切替の部分が遅ければただの攻撃にしかなりません。


卵が先か、鶏が先か?

卵も、鶏も、今現在そこにあるのなら、それは先だとか後だとかではなく、そこから次への成長や発展、進化のためにどんなアクションを起こすかが大事だと思います。


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