しみじみ

テニスを通じて、それまでの人生ではほとんど接点のなかったような友達が随分と増えた。
おかげで、とっても楽しい時間を過ごさせてもらっている。
本当にテニスを始めてよかったと、しみじみと思ってしまう。

46才で唐突にテニスを始めて、いま約5年半。
年令とか体力のことを考えると、ギリギリ間に合ったといったところだろう。
もう少し遅かったら、試合に出ようとか、シングルスゲームに挑もうなどと思いもしなかっただろうし、そもそもテニスを始めようなどとも思わなかったかもしれない。

駅前のレンタルビデオショップのカウンターにテニススクールの無料体験レッスンのチケットが置いてあったのが、テニスを始めるきっかけになったのだけれど、あのチケットがなかったなら、いまのテニス三昧の日々はなかったのだろう。
人生って、本当に微妙なところでコースが変わるもんだなあ。
よくぞあそこで無料体験チケットを手にして、レッスンを申し込んだものだと、過去の自分をほめてやりたい。

こんなに楽しいテニスなのだけれど、はたして、あと何年、いまのプレイスタイルのテニスができるのだろうか？
最近、よくそう思う。
はっきりいって、年令相応のテニスじゃないよなあと、自分でも思う。
いずれ、年令にふさわしいプレイスタイルに変えていかなければならないのだろうけれど、でも、もうしばらくは無理をしていきたい。

なんとなく今日は、しみじみとしています。