日本テニス スウィング革命

  • よし
    2010年07月14日 11:33 visibility1673

ひっきーさんから教えていただいた『日本テニス スウィング革命』中野薫著を図書館から借りてきて読み始めている(新宿区の図書館にはなかったので、江東区の図書館から取り寄せていただいた)。



正直に白状してしまうと、書かれていることが非常に分かりにくい。
例えば、こんな文章。
「外国人トッププロは肩に腕をしっかり取り付けるフラィング・エルボーと前腕を回内する腕使いでトルクを作り、テイクバックで体軸を中心に弾性体をプレツイストして、スウィング方向の回転パワーを溜めていました。肩胛骨を胸郭に張り付けるようにする腕使いには、内捻りと外捻りがあります。足使いと腕使いの違いを探求していくと、外国人トッププロのスウィングには、腕使いのトルクにより、体軸を中心に両肩が回る多重回転メカニズムがあることを発見したのです。」21ページ



うわっ、ぜんぜん意味が分からない!
それぞれの言葉がどういうことを意味しているのかは、別の場所で説明されていたりはするのだけれど、それを読んでも、ここに書かれている文章を理解するのは、非常に難しい。



まだ途中までしか読んでいないのだけれど、とりあえず分かったのは、「日本ではスクエアスタンスが基本と教えられるが、外国人トッププロはほとんどがオープンスタンスを中心にゲームを組み立てている。しかも、そのオープンスタンスの打ち方は、従来、日本で教えられてきたものとは大きく異なっている。」といったところか。



では、どう違っているかというと
1.ネットに平行に構える。左右のつまさきを結んだ線はベースラインに対して60〜120度。日本人のコーチが教えるオープンスタンスは、30〜60度でスクエアスタンスに近い(と書かれているのだけれど、ベースラインに対して60〜120度の方がスクエアスタンスじゃないの? あれ?)
2.テイクバックは脇を開け、肘を高く上げるフラィング・エルボー
3.テイクバックの時、腰から上を捻り、腰から下は捻らない
4.体重は最後まで右足に置き(右利きの場合)、最後まで体重移動は行なわない
5.打ち終えた時、右足を伸ばし、左足は少し宙に浮くようなイメージ(左足に体重を移動させない)
といった感じ?



この程度の理解なので、この本を読んだだけでこの打ち方を取り入れるのはちょっと難しいかもしれない。
ちゃんと理解している人に見てもらうか、動画などでもっときっちりチェックしないと、間違った打ち方になってしまいそうな気がする。
オープンスタンスを中心にゲームを組み立てることが有効であるということに異論はないし、自分もオープンスタンスをもっと取り入れていきたいのだけれど。

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