きなこもちの2013年2月23日　練習試合　ルネス学園甲賀対レイジェンド滋賀

2月23日（土）。

大産大対MIO、京産大対アミティエ（共に大学側のグラウンドにて）とかもあるが、ルネス学園甲賀対レイジェンド滋賀のトレーニングマッチへ行くことに。小池遼がお目当てのひとつ。場所はルネスグリーンフィールド。駅から徒歩10分と、前述の大学のグラウンドよりアクセスが良さげなので…ってキックオフ10時っぽい。

両チームを簡単に説明すると…ルネスは、滋賀県の甲賀医療専門学校のスポーツコース（他に野球などあり。主に高卒で入学しての2年制。整体だかマッサーのコースもあり）のチーム。現在は滋賀県リーグ1部所属。

　関西リーグ入れ替え戦で関大FC2008に敗れて以来の観戦。

レイジェンド滋賀は今季から関西リーグ1部復帰の社会人クラブチーム。昨年の天皇杯予選、KSLカップ決勝以来の観戦。今季はバンディと対戦する相手だけに仕上がりをチェック？

シーズン中のガチの公式戦なら5-0以上でレイジェンドが勝つぐらいと予想するが、TMなのでなんとも言えない。

朝5時半に起き、JRで大阪、京都と通過し草津まで。乗り換えで30分待ちで貴生川へ、次の乗り換えでも20分待ち…9時41分に甲賀（こうか）駅着。道のりは…近隣の人にはすみませんが、ちょっと田舎です…。

駅は新しそうできれいめ。が、周りには何も…。ファミマ、郵便局、滋賀銀行くらい。

甲賀は忍者の里。駅の壁に忍びの者が。

床に手裏剣、柵も障子っぽい。

駅前には銅像も

ご当地マンホール。やっぱり忍者。

飛び出すな坊やも忍者

こんな林の中を抜けると…

グラウンドと駐車場に出る。

ちょっと迷いつつも何とか10時ぎりぎりにたどり着く。ちょうどウォームアップ中。

道路沿いの歩道からプレミアリーグ的な距離感で観戦可。

ゴール裏

やっぱ初会場は新鮮で良いなぁ。

甲賀医療専門学校

こんな置物も

バス

挨拶。レイジェンドはジャージにビブス。ルネスは青ユニ。審判団はルネス側担当。

レイジェンド円陣

キックオフ～。50分×2本の形式でした。観客はレイジェンドサポらしき方数人含めた10人ほど。

前半（道路から観てレイジェンドが右向き攻め）

ルネス前半布陣

レイジェンド前半布陣

立ち上がり、レイジェンドは前線からのチェックの動きは見せるもの、プレスが全体的に緩く、ルネスがパスつないで押し上げ、左の8番に集めていく。

レイジェンドもバックラインで回して落ち着かせ、上がった4番へ10番がパス出して推進させる。

6分、ロングフィードを右サイドで受けた5番が中央へ持ち込み相手DF引き付けペナへパス。フリーの8番がプッシュし、レイジェンド先制。あっさり。0-1。

8分　中央FK。5番の左足シュートは低く左下へ。ルネスGK好反応で防ぐも、こぼれを8番プッシュ。0-2。

18分　スローインから8番が右へパス。6番が走りこみ、ペナまで持ち込みファーへ流し込む。0-3。

18分　ルネスは2番に代えて3番投入。そのまま左SBに。

22分　右サイドのFKで8番がクロス入れる。レイジェンドGKはじくも味方DFに当たり、こぼれを13番がプッシュ。ルネスが1点返す。1-3。

28分　4番が長いパス通し、相手DF間抜け出した8番が飛び出してきた相手GKを越す浮かしたシュート。1-4。

42分　相手DFから奪った9番がスルーパス。FWの7番が走りこみシュート。相手GKも手にあてるが決まる。1-5。

前半は1-5で終了。シュート数6-14、ゴールキック数11-3。

さて…レイジェンドはビブスの番号がユニの番号とは一致しておらず、顔やプレー、呼称での判別に。サポの方は分かるんだろうが、私ではなんとも…。

　またコンディションも良くなさそうで、ボテボテのパス（芝もいまひとつだったが）や流し気味のプレーも。調整試合の印象。

チーム公式サイトにメンバーと得点経過あり照らしてみると、GK細井、スリーバックが右から小池（晋）、石橋、片山。CHが右宇野、左今村。WBが右西村、左馬渕。

アタッカーは6番土岩、7番三野、8番出口。と思われる。

組み立てについて。8番出口が中盤に下がるシーンも多く、DFとCH間でのパス交換で相手中盤を引き出し、FWと高い位置取りしたWBにあてるスタイル。スリーバックからWBへ出すシーンは少ない。

　崩しについて。今日は力関係からFWやWBが前向けるシーンも多く、ドリブルやコンビネーションで仕掛けていく。

　馬渕は上下動・縦の躍動感あり。西村は左利き生かしてのチャンスメークの反面戻りの遅さも。

守備はフォアチェックというか、高い位置から出所を捕まえていくスタイルか。かいくぐられるシーンは少なく、奪えずとも人数そろえば崩されない。

　弱点？としては相手SHに対してスリーバックのサイド側が対応するシーンが目立ち、数的同数でも1対1の力関係上対応できていたが、サイドチェンジされたり（16,40分と共に8番から11番へのサイドチェンジで、ルネスが決定機を作っている）、SHから裏へのスルーパス、の形を狙われると不安が。

ルネスは声も出ているし（メンバー全員の呼称確認できた）、プレーの特徴ある選手多く好印象。試合前は注目していなかったが、試合途中からルネス目線に。さすがに滋賀県リーグは観るか分らないが、府県決勝とかで観たいとこである。

　個人的には両CBがツボ。5番はダミ声コーチング、短髪、肉体あるファイター系で人もボールもはじき返す。持ち上がる意識もありパーソナリティあふれる。一方13番は長身だが目測や動きが悪く、対人もいまひとつ。足元もおぼつかなく、中盤への縦パスも読まれてカットされること多し。3失点分がそこから。

　あとGKも強気の風貌とプレー。基礎スキルも高そう。好反応でセーブ連発した。

スタイルはマイボールを大事にしてショートパス主体で組み立てていくサッカー。テンポやリズム、パスレンジやパス選択の部分はやはり県リーグな感じだが。6番が引いてDFの組み立てに加担し、SHや10番にあてていく。17番、8番が左のスペースへ走りこんだり、右へサイドチェンジして11番の個人技（両足使え縦にも中にもドリブル可）生かしたり。崩し・シュートはシーン少。

後半（背番号ではなく名前で書く）

レイジェンドは11人交代。GK内野。スリーバックは右から前田、寺田、安良田。CHは右蒲谷、左福島。WBは右さい所、左石倉。2列目が藤原と梅村。ワントップに岩田。2列目の4人はポジションチェンジあり。

ルネスは3人交代とポジションもいじる。

4分　梅村のスルーパスにフリーの岩田が抜け出しGKとの1対1を決める。1-6。

5分　バイタルエリア？で梅村がワンタッチでスルーパス。岩田がフリーで抜け出し、GKとの1対1をタイミングずらして沈める。1-7。

15分　バイタルエリア？で梅村がワンタッチで右サイドへ。石倉が縦へ走りこみ、浅い相手DF裏へ低いボール。ペナ中央、フリーの岩田がプッシュ。1-8。

28分　レイジェンドが右サイドからボール入れる。ルネスGKが石倉と競りつつ弾くも、こぼれを蒲谷が決める。1-9。

46分　梅村がペナ右へフィード。石倉が快速生かして走りこみ、相手GKより一歩早く触ってパス。ペナ中央つめた西口がヘッドで押し込む。1-10。

48分　左CK、岡野のクロスをファーで石倉がヘッド。1-11。

1-11で試合終了。

後半のスタッツはシュート数3-19、ゴールキック14-3。

小雪が舞うほど寒いし、後半は流し観。背番号、選手交代もメモしてるが省略。

2列目にプレーメーカーや突破役増やしたレイジェンドが早々に岩田がハットトリック。足のとまったルネスに対しワンサイド気味に試合進めた。

内野（中央）。持ち味のコーチングやパントキック、アグレッシブなプレーを今日も披露。

梅村（5番）。外国人風味の顔で分る。チャンス演出。

試合後全員で挨拶

そんなこんなで。TMの雰囲気も嫌いじゃないが、やっぱ背番号なくても分るぐらい知ってるチームでないとだめかなぁ。

あと遼は出ず…。帯同してたかはよく分からず。

帰り道、店など殆ど無く、ご当地食も何もなし。サッカー観戦時は行った先に金落とすってことで、駅前の中華料理屋「海しん（金が三つ）」へ。

店員の方は中国人かな。店内の窓や柱も中国風。

　メニュー一番左上が代表品と思い台湾ラーメン（580円）と焼きギョーザ（280円）注文。

台湾ラーメンはピリ辛スープに肉そぼろの坦々麺分にニラが多し。美味い！

　メニューも多く、機会があればまた寄りたい店である。

というわけでここまで。読んで下さった方ありがとうございます。質問等はコメントツイッターまでで。