
自分の生き方に賭けて見るのも悪くない
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すすむ
2008年04月04日 00:01 visibility31
入社して3日がたちました。
新入社員代表として入社式であいさつしたのが、おとといとは思えんくらい時が過ぎるのが早い。
今は会社の部署説明とビジネスマナー講習の毎日。
部署の説明は、そこの財政状況なんかも説明されてかなりディープです。
前年度結果報告会が近いこともあって、部署によっては赤字のことをはっきりと口にせねばならず、新入社員も心を痛めております。
また、広告業界独特の人の流れも知り、それもまた生き様ということを考えさせてくれます。
入社の日に新入社員で軽く飲みに行き、給料のことをぐちぐち言ってました。退職金がないことを始めて知った同僚は特に。
まだ働きもしておらんくせに給料のことをぐちぐち言うのはどうかしておる!という論調になったのはお開きの寸前。
そして、最後の最後に、自分が選んで入った業界に誇りをもてないでどうするとも。
僕は僕で、会社のシステムやお金のことを知ったことで、なんとなく大人になったと勘違いしていたのですが、実際はそうでもなかったです。
自分が選んだ仕事で、好きなこと、楽しいことを見つけて、メシを食っていく。
今の自分はそれだけでいいのかもしれないと思ってます。
目の前にある現実から目をそらすことはできんけれども、目の前にある現実の捉え方で、その現実も少しずつ形を変えていくのかもしれない。
赤字のグループも、退職していく人も、夜中まで会社にいる人もいるのが、うちの会社。
それをどうこう言う暇があるのなら、僕は早く自分の仕事を見つけて、自分を鍛えたい。
そのときの感情の中に、少しでも「楽しい」という感情があれば、
「自分の好きなことをして、金をもらう」
という、思い描いた仕事感が少しでも実現できているのではないだろうか。
研修が終わり、帰社する前に、大赤字を出しているグループの代表に、「お前の机を用意しとくわ」と声をかけられた。
その人は誰よりも遅くにオフィスを出る社員。
そういった人に声をかけてもらって、燃えてきたのがオレの人生。
これまで、鈍くさくて、不器用な人生じゃったけど、
そんな自分の生き方に賭けて見るのも悪くない。
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