両軍拙攻のゲームを制す

Hawks 4 - 3 Fighters

寺原、ダルビッシュで始まったこのゲーム。
両軍、拙攻残塁の山を築き、決め手を欠いた試合。
Hawksは、8安打14残塁。Fightersも13安打13残塁。
よく、これで勝てたもの。これはこれで良しとしよう。


Hawksは2回に3点を挙げるが、この回僅か2安打。3四球とコントロールが定まらないアップアップのダルビッシュに貰ったようなもの。

寺原は決して悪くはなかったのだが、4回に同点に追いつかれてしまう。
内野安打が続く不幸も重なって、そこを我慢しきれなかった格好。だが、その切っ掛けとなった稲葉の内野安打は、ズレータが弾いた打球を、2塁本間が素早く獲って、1塁へ送球しようとしたがベースカバーがいなかったため投げられなかったもの。寺原がきっちりベースカバーに入っていなかったのが問題。自業自得だ。これはいただけない。
和巳がこういうときキビキビとベースカバーに入ることで、自身とナインを鼓舞している姿を見習って貰いたいもの。

序盤で先発が崩れた場合の切り札、“Mr.スクランブル”佐藤誠を肘の故障で欠くHawksだが、杉内復活でここで神内を使う。
今日、杉内が期待通りの投球をすれば、神内はしばらくこういう起用になるのか。

このグダグダなゲームに決着をつけたのは、5回2死満塁からの山崎のセンター前タイムリー。相変わらず勝負強い。

この1点を神内、篠原、藤岡、馬原と繋いでゲームセット。馬原も危なっかしかったけど。

ま、こういう煮え切らないゲームを拾うこともシーズンを制する上では重要。綺麗な勝ちばっかりじゃないけんね。


それにしても、やっぱりFightersは手強い。気を緩めず、しっかり手綱を締めて臨みたいもの。それに、Fightersを叩いておけば、Marinesも含めた4強争いが続くしね。


さ、今日は今季、東京ドーム最終戦。
是非とも観に行こう、と思っていたのだが、草野球チームZettonの試合が同じ時間にはいってしまった...残念。