未完成の中でつかんだ「勝ち点3」。

  • たこ
    2013年07月07日 18:43 visibility101

試合内容は不満。でも勝ったから合格!!

 

岡本選手が決勝点を決めて堅碁選手とピッチに戻っていくときの足取りの重さ。

最後の最後だっただけにもう精も根も尽き果てていたんでしょう。

 

 

開始前に降っていた雨も止んで、試合中は心地良い風も吹いてきた。

きっと天気の神様も空気を読んでくれたんでしょう。

 

 

ヒガシの復帰戦を。

 

 

二回も、しかも同じ右ひざ前十字じん帯を断裂して、二年連続のリハビリ。

本人もさすがにもうサッカーを続けることをあきらめようかと思っていたそうです。

 

 

そりゃそうさ。

一度目ではせっかく掴んでいた日本代表の座を無くし、二度目は残留争いの大事な時期に戦線離脱。

 

 

いやになっちゃうよ。

 

本人も振り返ってみると、よくここまで頑張ったなって思えるのではないでしょうか。

(もちろん今日まで支えてくれた家族やチームスタッフへの感謝の言葉を述べていました。)

 

 

でも、まさかのいきなりスタメン。

しかも長期離脱してたとは思えない反応の良さ。

 

 

キレッキレです。

 

 

ザックさん。見てた?

 

 

ぜひお試しを。

 

 

 

一方試合自体は前半20分過ぎから最後まで柏ペース。

とにかくボール取られすぎ。

攻めてても怖さを感じない。

 

ヒガシのスーパーセーブが無かったら前半だけでも2点は取られてただろう。

 

 

でも、中断前は内容は良くても勝てないという日々でしたので、とにかく勝てれば良いと思い、一発逆転を祈ってました。

 

 

せっかく先制したけど逆転された時には諦めちゃったところもあったけど・・・、

 

キャンプでの成果に自信を持ってたんでしょう。

とにかく昨日のアルビ選手は諦めなかった。

 

最後の最後まで点を取る!

ただそれだけを求めて走りまくった。

 

そして、相手の足が止まり始めた終盤。

 

 

アトムの同点ミドルシュート!

 

 

さらにロスタイム残り30秒弱。

 

 

まるでホームマリノス戦の再現のような位置でのヒデの決勝シュート!!

 

 

敵も味方も、決まった瞬間足から崩れ落ちるように座り込んでしまいました。

 

一方は歓喜に沸き、一方は静寂に包まれて。

 

柏は終始攻めていただけに、悔やんでも悔やみ切れない敗戦でした。

 

 

本当ならば、開幕戦のように縦横無尽に走り回る中で、自分たちのゲームプランがびったりハマって敵を翻弄して勝てれば理想だったけれど、今回は正直苦しい試合だった。

 

 

でも、これでいいのだと思う。

 

 

 

今の新潟にとって何よりも必要なのは「勝利」。

どんなに内容が良くても結果が出ないと選手は自信を持てない。

 

 

おそらく秋田キャンプではいろんなことを試したんだろう。

いろんなことが空回りしてたから。

 

いいよ!どんどん試してくれ!

 

雰囲気は最高のこの時期にやらないと。

 

いつやるのよ!

 

 

「今でしょ!!」

 

 

次戦はアウェイ磐田戦。

 

 

いろーんな意味で、注目。

 

 

 

 

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