努力の甲斐

  • yomo
    2006年06月28日 22:38 visibility37


 ドイツで各国の素晴らしいプレーが続いております。

 その裏で、日本のプロ野球が観客数を維持できているのか、いささか心配しております。

 交流戦も終わり、ビール片手に野球観戦という方も多いと思われるこの季節、横浜スタジアムで行われる巨人3連戦の地上波中継が1戦しか組み込まれなかったようです。放送権をもつTBSは視聴率がとれないことを理由にあげていました。これに対し、横浜球団はこの3連戦でのイベント告知をテレビで行いたかったとのこと。

 果たして、平日の試合のイベントを全国放送でやる効果がどれくらいあるのだろうか?平日、足を運ぶのは殆どが地元の方であり、1戦目のイベントは1戦目の放送でしても意味が薄いし、何か根本的な問題を孕んでいるような気がする。(もちろん全国への球団アピールも必要ですが、満員にすることが、なによりもアピールだと思われるが。)

 東京に在住している事もあり、最近は神宮球場に行く事が多い、そこを本拠地にしているヤクルトは東京ヤクルトに改名し、古田監督の下、Fプロジェクトなるものが発動している。球場に行くと様々な形式でメールアドレスの収集を行っており(決してアドレスの売買は行っておらず、訳の分からない広告は来ない)、メルマガなどによりイベント告知をよく行っている。球場に行って初めて当日のイベントを知るよりも参加することを楽しんだり、そのイベントを観て楽しむエンターテイメント性を模索していることは、非常に素晴らしい。どんどんやって盛り上げて欲しい。チームも交流戦から本来の打線の力を発揮し、今年のヤクルトらしい試合で勝っている。

 また千葉マリンスタジアムでは先日、全席1500円(子供500円)・360度ビアガーデン(ビール半額300円)のイベントが行われ、今年最高の観客動員数で満員御礼だったとのこと(ロッテはどういう告知方法・宣伝をしているのか気になりますね)。良いイベントは球団のアピールとなります。休日ならば是非、足を運びたかったですね。千葉ロッテは地元に支持され、密着度が非常に高いことが窺われます。チームは連敗が続いているようですが、地元の支持は必ず良い方向に向かうでしょう。

 連敗とい言えば、今年最も期待している巨人ですが、怪我人続出により打者陣と投手陣の悪循環がありますね。私は現戦力でも5割以上の勝率を残せると思いますが、投手陣が思った以上にプレッシャーを感じているようです。まだまだ諦めるようなポジションではないので、一つきっかけがあれば、4月のようにとはいかないまでも、事態は好転すると思います。果たしてそれが、怪我人の復帰なのか若手の台頭なのかベテランの発奮なのか、色々な意味で注目したいです。ここが一番原監督の力量が問われる事になり、全国の巨人ファンに問いたい。あなただったらどうするかを。

 

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