巨人現有戦力評価 2009 Ver.1 内野手編

  • DIME
    2009年03月30日 23:29 visibility136

開幕直前になってしまいましたけど、一応整理の為に書いておきます。
こちらも参考にしてください。
http://baseballsns.jp/member/437/diary/85479/

去年の内野手編はこちらです。
巨人現有戦力評価2008Ver.1 内野手編
http://baseballsns.jp/member/437/diary/35315/

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■内野手■

○右打:7名
 ・(R)大田泰示 (19)
 ・中井大介 (20)
 ・坂本勇人 (21)
 ・(R)仲澤広基 (23)
 ・寺内崇幸 (26)
 ・岩舘学 (28)
 ・小田嶋正邦 (30)
 ・大道典嘉 (40)
 ・(外) アルフォンゾ (35)

○左打:8名
 ・藤村大介 (20)
 ・円谷英俊 (25)
 ・脇谷亮太 (28)
 ・古城茂幸 (33)
 ・小笠原道大 (36)
 ・木村拓也 (37)
 ・(外)李承ヨプ (33)


●異動
離脱
 ・二岡智宏
 ・小坂誠
加入
 ・大田泰示
 ・仲澤広基

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●レギュラー
 ・小笠原道大
 ・李承ヨプ
●準レギュラー
 ・坂本勇人
 ・アルフォンゾ
●控え
 ・木村拓也
 ・寺内崇幸
 ・脇谷亮太
-----------ここまで7名-------------
 ・大道典嘉
●1軍半
 ・円谷英俊
 ・岩舘学
 ・古城茂幸
 ・小田嶋正邦
●2軍
 ・中井大介
 ・藤村大介
 ・大田泰示


一軍レベルでいえばほとんど変化は無し。その中で一番大きな変更点といえば、古城ではなく、寺内崇幸や脇谷亮太がいるというところでしょう。去年までいた小坂もあわせて彼らが1軍にいない事が目立たないぐらい、ちゃんと埋めることが出来ている。
ここは現実的にまず一番求められていたところだったので、これが達成されているというのは評価したいです。個人的には古城はひいきの選手なんですけど。

レギュラーの2名に関しては、問題なし。というか彼らに代わる選手がいないので、彼らの浮沈とチームは心中するしかありません。小笠原はしょうがないにしても、李承ヨプも仕上がりが早そうで、中盤から失速しないかが心配です。
準レギュラーの2名に関しては、満足できる結果を残したシーズンがあるわけではないということは念頭に。当たってくれればいいのだけれど、実際のところは大きな穴になる可能性は十分あるぐらいの選手。ほんとうは準レギュラーぐらいはカバーできる選手がもっとほしいのだけれど、控え選手はどうしても見劣りしてしまう、それを考えると彼らは優先的に使われることになるでしょう。
控えに関しては、「控えとして求められる」水準にはあります、守備固めなり代走なりで使うには十分な駒でしょう。できることならレギュラーを脅かすぐらいの打力を持った選手がいてくれればなぁと思うところなのですが、もともと一芸タイプの下位指名選手が多いわけですし、控えレベルで十分な一軍戦力になっているだけでも合格点でしょう。
それを担うのは、やはり2軍レベルにある、中井大介であり大田泰示であり藤村大介なのでしょうから、これに関しては数年単位での長期的な育成方針での課題です。

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問題点に関しては去年からほとんど変わっていません。ここ1,2年ほど即効性の高い補強を行っていないためです。
1、若返りを図らなければならないこと
1、レギュラーと控えに大きな実力差があること
1、一・三塁手として必要なだけの高い攻撃力を有した選手の絶対量が少ないこと
の3つです。

先に言えば、最後の3つ目。中井大介・大田泰示が入ったことで、とりあえず「素材」は用意できたと思います。彼らが順調に成長してくれるかどうかは神のみぞ知ることですけれど、駒という可能性がなければ育つはずがないので、対処は出来てるといえるでしょう。

で、若返り、ですけど、控えレベルに関してはとりあえずオープン戦まででは、古城・小坂から寺内、円谷あたりに代わってきてます。これがこのままシーズンでも出来るかどうかは微妙ですけれど、しばらくは様子見するだけの成績は残しているでしょう。
二塁・遊撃に関しては、坂本勇人はまだ将来に太鼓判を押せるとはとても思えないのでまだまだ注視が必要です、オープン戦では非常に良いですけどね。二塁手に関しては、控えレベルの選手が爆発的に伸びてくれるなんていうのが一番なんですけど、見ている限りやはり厳しそう。ここもピンポイントで上位クラスの素材が一枚はほしいんですけどね。
一・三塁手に関しては、即戦力で補充することも可能ですし、中井、大田を充てて長期的な育成を目標としつつ、思うような結果が得られなければ他の補強手段(特に外国人選手)でお茶を濁せば良いでしょうから、これでいいです。

レギュラーと控えの実力差に関しては、解消できるかどうかは、もともとが控えとしてのポジションをつかみ取れれば合格点を与えたい選手、脇谷、寺内、円谷、岩舘、あたりがそれ以上の「レギュラークラス」にまで達してくれるかどうか、にかかってきます。
言わば「ボーナスゲーム」で勝てるかどうかであって、そこをあまり追求しすぎると本筋が疎かになりかねませんから、このぐらいの起用方針でね、化けることを期待するのが一番でしょう。
で、この部分の補強としてみたときにアルフォンゾは非常に的確だと思います。たとえ二塁が出来なかったとしても、「一・三塁手の三番目」としてだけで十分な価値があります。この獲得は非常に納得できます。

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今年の一軍内野手陣に関しては、形として洗練されているかなぁとおもいます。若干若手が少ないきらいがありますが、キレイにまとまってる。
ただ、問題は多様性というか柔軟性に欠けているってところです。怪我人とか調子を落とした人間とかで穴が開いたときに、他に形を作りづらい。
小笠原道大か李承ヨプが欠けて、坂本勇人かアルフォンゾのどちらかが使えない、ぐらいの事は十分にありえる事態だと思うんですが、そんな時に力を維持できるかといえば間違いなく出来ないでしょう。
現時点で内野には離脱者がほとんどいないので非常に良く見えますけど、2名ぐらい欠けた時こそが本当の力であり、そういう目で見たときには、他球団と比較してたいした差はないと思います。

まぁ結局なんだ・・・打てる選手がいないのよ、絶望的に。頼まれてよ、小田嶋正邦。

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