日本シリーズ第6戦を振り返る…

 日本シリーズが終わり、残りは明治神宮大会を残すのみ…(14日の韓国代表対巨人もありますね…)


 寂しい気持ちになりますね…


 そこで日本シリーズを繰り返し見ています。


 そこで第6戦を少し振り返り、日本ハムが負けてしまった要因といいますか、気になったところを紹介したいと思います。


巨人
010001000:2
00000000 :0
日本ハム


 9回裏、0−2で迎えた日本ハム。先頭バッターは9番二岡選手。巨人のピッチャーは前の回から登板のクルーン。


 この日再三のチャンスに打てなかった二岡選手だったが、2ベースヒットで意地の出塁。


 続く1番田中賢介選手は1塁ゴロ、その間にセカンドランナー代走の村田選手は3塁に。この走塁を是非とも活かしたかった…


 そして2番森本選手に代わり、代打の稲田選手。コントロールの定まらないクルーン選手から四球を選ぶ。


 個人的にはこの四球が後の2人の脳裏に焼きついてしまったのではないかと思ってしまいます。


 初球は152キロのストライク。3番稲葉選手は全然振る気はない。2球目142キロのフォークも見逃し、ボール。1−1。


 3球目、ここでベンチは動きます。代走紺田選手はスタート、しかし稲葉選手はバットに当ててレフト方向へファウルに。2−1。


 4球目、139キロのスライダー(フォーク)をファースト線にファウル。


 5球目、またも139キロのスライダー(フォーク)、これを稲葉選手は見逃して三振…手が出なかったのか…(このときに紺田選手はスチールで2塁へ)


 2アウトとなって4番の高橋選手。ランナーは2・3塁、ヒット1本で同点のチャンス。


 初球、フォークをファウル(キャッチャー方向)。


 2球目、2球目もフォークで空振り。2−0。


 3球目、これまたフォークに手が出てしまい、ハーフスイングをとられ、三振で試合終了。



 カギは3・4番の打とうとする意識だったのではないかと思います。


 確かに『継げる野球』という日本ハムらしいといえばそうなんですが、ここで稲葉選手、高橋選手から打ってやる、という気迫は正直伝わりませんでした。


 稲葉選手からは『四球でいいからでてやる』という気持ちは伝わりましたが、やはりここは打たなければならない場面だったのではないでしょうか…


 四球数が12球団で1番多く、継ぐ意識は確かに高かったと思います。しかし最終的にはしっかりと打たないと勝てないんだなと、特に短期決戦はそうなのかなと感じた試合でした。


 しかし野球とは、難しいスポーツですよね。シーズン中機能していたチームが、日本シリーズでは機能しなくなる、ということが多々あるのですから…


 短期決戦の難しさ…


 そして巨人に関しては、シリーズだけでなく、シーズンを通して、セカンド陣の影響が強かったと思っています。


 木村拓選手、脇谷選手、古城選手といぶし銀の選手が揃っていましたよね。強いチームにはこのように控えにいい選手が揃っているんですよね。


 私は80年後半から90年前半の、あの常勝西武ライオンズが大好きだったのですが、あの時も外野(主にレフト)に素晴らしい控えが揃って、日替わりで機能していたんですよね。


 阿部選手、吉武選手、苫篠選手、羽生田選手…


 巨人は本当に強いチームですよね。昔のように嫌なチームではなく、本当に素晴らしいチームだと心から思えます。


 さ〜来年はこの王者巨人に対してどのように戦いますか?他の11球団!!!


 週末はホークスの秋季キャンプに行ってきます〜〜〜

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