教室は間違うところ
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Tコーチ
2010年09月09日 16:25 visibility83
「教室はまちがうところ」
自分が小学生時代、
とあるクラスの教室に、この言葉が掲示されていました。
どういう意味かというと、授業で問題を解かなければいけないとき、
生徒は絶対に正解しなければならない、というわけではないということです。
大切なのは、そこで間違いを経験し、何が間違いだったのかを学び、
次は答えられるようになっていくこと。
これはおそらく、野球のコーチにも当てはまることでしょう。
今自分がコーチになったとき、
実はこの言葉と同じ考え方で指導しています。
言い換えるなら、「練習場はミスをするところ」
という感じでしょうか?
本当にうまくなるためには、何度もミスをする必要がある。
かつて、バスケットボールのスーパースターだった、マイケルジョーダンが、
「私は数多くの素晴らしい得点を決めてきたが、
それよりはるかに多くのシュートを練習で外してきたのだ」
といっていた記憶がありますが、まさしくそのとおりなのでしょう。
この考えを、選手らにもしっかりと理解してもらえれば、
彼らはきっと野球が上手になると思います。
おそらく子供達が憧れているプロ野球選手たちも、
どれだけ多くのミスを積み重ねて成長してきたか、
そこを実感してもらえれば、練習へのモチベーションもあがる気がします。
では、どうやって選手たちをそういう方向へ持っていってあげられるか?
もちろん彼らが自ら気付くのが大事ですが、
コーチである以上、そういうベクトルへ導けるよう努力することも大事だと思います。
具体的にどうすれば良いか?
これから真剣に考えていければいいなと思います。
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