教室は間違うところ

「教室はまちがうところ」


 


自分が小学生時代、


とあるクラスの教室に、この言葉が掲示されていました。


 


どういう意味かというと、授業で問題を解かなければいけないとき、


生徒は絶対に正解しなければならない、というわけではないということです。


大切なのは、そこで間違いを経験し、何が間違いだったのかを学び、


次は答えられるようになっていくこと。


 


これはおそらく、野球のコーチにも当てはまることでしょう。


 


今自分がコーチになったとき、


実はこの言葉と同じ考え方で指導しています。


言い換えるなら、「練習場はミスをするところ」


という感じでしょうか?


 


本当にうまくなるためには、何度もミスをする必要がある。


 


かつて、バスケットボールのスーパースターだった、マイケルジョーダンが、


「私は数多くの素晴らしい得点を決めてきたが、


それよりはるかに多くのシュートを練習で外してきたのだ」


といっていた記憶がありますが、まさしくそのとおりなのでしょう。


 


この考えを、選手らにもしっかりと理解してもらえれば、


彼らはきっと野球が上手になると思います。


 


おそらく子供達が憧れているプロ野球選手たちも、


どれだけ多くのミスを積み重ねて成長してきたか、


そこを実感してもらえれば、練習へのモチベーションもあがる気がします。


 


では、どうやって選手たちをそういう方向へ持っていってあげられるか?


 


もちろん彼らが自ら気付くのが大事ですが、


コーチである以上、そういうベクトルへ導けるよう努力することも大事だと思います。


 


具体的にどうすれば良いか?


これから真剣に考えていければいいなと思います。

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