子供に合わせた言葉使い

この前の少年野球の練習の中で、とある子供(小学2年生)が


「ボールを横から投げたいのになあ・・・」


と呟いていました。


 


少年野球では、肩や肘を痛める可能性が高いため、


サイドスローが禁止されており、


その子は結構コーチからも注意されています。


 


コーチとして、本人がやりたい投げ方をさせたい気持ちはあるものの、


禁止となっている以上は認めるわけにはいかず、


 


「横から投げると、肩やひじに負担が掛かって、


将来ボールが投げれなくなるかもしれないから、


今はちゃんと上から投げよう」と、


一応まともっぽい説明をしたのですが、


そのとき、意外な質問、というよりも自分が全く気付かなかった質問が出てきました。


 


その子は自分に「負担って何?」と言ってきました。


 


「負担」という言葉は、大人なら簡単に理解できるものの、


彼らにとってはわからないものです。


そのとき自分は「肩やひじが疲れちゃうんだよ」


といった言い方で説明したのですが、理解してもらえたかはわかりません・・・


 


自分自身、子供達に話しかけてる中で、


できる限りわかりやすく説明しようとはしているのですが、


よくよく考えてみると、丁寧に説明しようとしてても、


使っている言葉自体は、大人と変わらない説明をしていた気がします。


 


子供に野球を教えることの難しさを感じました。

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。