何故、長所をみつける必要があるのか?

今週末から、いよいよ少年野球の練習がスタートします!


天気予報によると、土曜の天気は晴!


 


早く土曜になって、選手らを指導したいです!!!


 


話が変わりますが、この前、落合博満氏の著書の中で、


面白い話をみつけました。


 


曰く、「指導者は、長所を伸ばす指導を選手にしてほしい」ということです。


これは自分の考えと一致します。


 


落合さんが言うには、多くの指導者に「短所を直すのと、長所を伸ばすのはどっちが大切か?」


と聞いた場合、多くの人が前者だと答えるのですが、


いざコーチをやってみると、後者の指導をしてしまっている人が多いとのこと・・・


 


その理由として、短所を見つけるのは比較的簡単で、


そこをなおすと成果がでやすいからということだそうです。


確かにそれはありますね。


長所をみつけるのは簡単ではないと思いますが、


自分は頑張って選手らの長所を見つけ出し、


彼らがまだ気づいていない可能性に気づかせてあげられるよう、


精一杯頑張りたいと思います!


 


もちろん短所を克服することは大事だと思います。


では何故、落合さんは長所を伸ばすことを大事にしているのでしょうか?


 


自分の考えですが、プレーする側の意欲を大切にしてるのではないかなと思います。


人というのは、得意なことは楽しく感じ、


苦手なことをやるのを苦痛に感じる傾向があります。


 


楽しく感じる。ここに鍵があるような気がします。


人間の本能として、楽しいものは積極的に行い、


時には時間を忘れて行動をおこすことも多いのではないでしょうか?


いわゆる「夢中」というものです。


 


当然ながら野球がうまくなるためには、かなりの練習が必要になってきます。


夢中になって練習を継続し、その分野に関しては絶対的な自信を持つことにより、


野球が更に好きになっていく。どんどん野球にのめりこんでいく。


 


ただ、得意なことばかりでは野球はできません。


そこで初めて、選手らは、短所を克服することに気づくのではないでしょうか?


 


つまり、長所を伸ばすということは、


短所を気にするなというよりも、


まず最初に選手らに自信を持たせる。


そして野球を好きにさせるための、基本をつくるために、


まずは長所を伸ばした指導をすべきという発想になるのではないかと思います。


 


つまり、「短所を先に直して、その後に長所を伸ばす」ではなく、


「最初に長所を伸ばして、その次に短所を克服する」という


順番が違うということなのかもしれませんね。


 


まず最初に長所をさがそう!


簡単にできることではないと思いますが、頑張ります!

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