愛は不況を救う?!
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Tコーチ
2009年01月24日 20:23 visibility70
不況の為多くの会社が危機的な状況に
陥っているわけですが、
どうやらメジャーリーグでも影響はあるようで、
福留が所属しているシカゴカブスを所有している
メディア会社のシカゴトリビューンは
経営破たんしてしまったようです。
そして新たなオーナーとしてシカゴ出身の富豪である
トム・リケッツという人物がカブスを買い取ったという話が
今日のスポーツ新聞に掲載されていました。
気になる売却額ですが、
なんと9億ドル(810億円)にも及ぶ金額だそうです!
最近の不況にもかかわらず
何故こんなにも高額な値段でチームを買えたのか?
と問われた彼は、
「自分はシカゴ出身で自分も
家族もカブスファンだから」
と答えたようです。
つまり見方によってはファンによって
チームが助けられたという
考え方もできるのではないでしょうか?
彼は子供のころからカブスを応援し、
本拠地であるリグレーフィールドにも
足を運び、
奥さんともリグレーフィールドの
外野席で出会ったというくらいですから
相当濃いファンであることが想像できます。
ここ最近のチームの買収と言うと
経営している会社のイメージアップや
オーナー自身の売名行為的理由、
企業の宣伝活動などといった
動機がチームを買わせたり新規参入を導いていることが
多かったように見えますが、
(もちろんプロスポーツがビジネスであるわけですから
決して悪いことではありません)
こういったファンからのチームへの純粋な愛情の方が、
チームの経営状態などを左右されずに
チームを支える大黒柱になるのかもしれませんね。
現在、多くのスポーツチームが
あるわけですが、
チームの企業的な価値が
下がってきているかもしれない時期にも関わらず
救いの手を出してもらえるような、
ファンに愛されるチームになる努力を
行っていたのであれば今後不況が更に悪化し
経営的に危機を迎えても
助けてくれる人が出てくるのかなと思います。
新しいオーナーの下、
カブスが長年夢見てきたワールドシリーズ出場が
叶うかどうか楽しみです!
- favorite10 visibility70
- 事務局に通報しました。
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