常勝レオの血と落合竜

既に時代遅れかもしれませんが、
西武が日本一になったわけですが、

巨人に王手をかけられたあとの
西武の渡辺監督は、
中二日の岸と涌井を使用するという
最近の野球界では考えられないことを
やってみせました。

野球の歴史を紐解いてみると
今回のようなやり方は決して珍しいやり方では
ないわけですが、

自分の考えとしては
この采配はある意味渡辺監督だから
できた采配なのではないかと思っています。

何が何でも俺たちは勝つのだ!
そのためにはこれしかない!
といった感じの彼の勝利への恐るべき執念が
こういった采配を呼んだのだと思います。

そして、それを実行させた一番の理由は、
(やや大げさな表現かもしれませんが)
絶対に負けてはならない!という
使命感を背負って日本シリーズに戦い続けて
多くの日本一を成し遂げてきた、
常勝西武時代のレオ戦士魂が
大きく関係しているのではないでしょうか?

あくまで聞いた話での範囲ですが、
V9の頃の巨人といい常勝軍団だった頃の西武といい
この2チームが共通するのは、

ロッカールームの中から
勝たなければならない!
というぴりぴりした緊張感が漂うチームであり、
日本一になることへの怖いくらいの
情熱があったということです。

常に自分たちが強くあるために
できることを考え、
勝つために妥協をゆるさず努力していく。

もちろん他のチームも勝つために努力しているわけですが、
彼ら以上にその意思を強く持ってきた。

そういったチームだったのではないかと思っています。

そして今回、自分はタイトルに「落合竜」とかきましたが、
おそらく落合はそういった西武の選手らの
「勝つための魂」といったものを感じており、
強いチームを作るためには
彼らの力を中日にとりいれるべきいう
考えがあるのではと考えているからです。

現在の中日の2軍監督は
常勝レオ軍団の選手の一人だった
辻が行っています。

そしてコーチの中にも苫篠がいたりと
西武色が意外と出ています。

強いチームを作るにはもちろん
お金を使って補強をしたり、
優秀なコーチを使って若手を育成することも
大事ですが、

勝てる首脳陣をつくる!

こういった意識が大事だと思います。

今の中日が今後そうなっていくかはわかりませんが
落合というカリスマ監督とともに
常勝レオ軍団の血が合わさっていった先に
どのようなチームができるのだろうか?

この先も楽しみに見て行きたいと思います!

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