やはりスモールベースボール!

WBC開幕も近くなっていますが、
今年から審判が各国から
派遣されるようになりました。

前回は全ての審判がアメリカの
マイナーリーグの審判という
国際大会としては疑問の残る構成に
なってしまってしまいましたが、

今回しっかりと改善されているところは、
やはり主催者の「Good Job」だと思います!

しかしながらそれによって懸念されるのは
多くの方々が既に述べているとおり
「ストライクゾーンの違い」になってくるでしょう!

前回の北京五輪で思うような結果が出なかった後に
星野監督がストライクゾーンの違いについて述べた後に、
それは言い訳だと非難されていましたが、

その非難は確かにある意味正しいかもしれませんが、
確かにストライクゾーンが日本とくらべたら
(試合によってはアメリカの選手も
不満そうな態度を取っていました)
首をかしげるようなジャッジだと自分も感じました。

しかしこれは決してミスジャッジではなく、
おそらく国ごとに違うストライクゾーンができており、
残念ながらストライクゾーンを
(少しの差は仕方ないにしても)
統一できなかった、
すなわち野球をしっかりと国際化できていなかった
事による弊害とも考えられるので
ある程度は仕方がなかったことかもしれません。

これに関しては今後の課題として
海外同士交流を深めて、
共通のストライクゾーンに向けて
努力を継続して欲しいと思います!

ただ、今回に関しては残念ながら今大会中に
ゾーンの統一はほぼ無理でしょうから、
イチローが言うようにストライクゾーンを広げて
打つしかないと思います。

そしてこういった対策をすることによって、
おそらくホームランを
打つことは難しくなるかもしれません。
落合がかつて言っていましたが、

イチローのような好打者はストライクゾーンを広げて
ヒットを量産すればいいが、

ホームランなどの長打を多く打つ
強打者タイプの人はそんなに広くストライクゾーンを
取るわけには行かないそうです。

こういった背景を考えると
村田あたりは普段と違うやり方に
少してこずるかもしれません。

原監督が4番に打率の高い稲葉を使って
やたらと「つなぐスモールベースボール」を強調するのは、
選手の特徴といったものだけでなく
こういったストライクゾーンを広く取る野球を
頭に入れているからこそ行っているのでしょう。

原サン含め首脳陣も一生懸命考えて
準備をしているなと感じます。

もちろんこれだけ準備をしても
勝てる保障はどこにもないのが
野球の難しさであり楽しさでもありますが、
悔いを残さぬよう、
頑張って欲しいと思います!

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