上手く行き過ぎたゆえの反動

今日の中日は初回に３点を先制するも
直後に先発の吉見が信じられないくらい打たれてしまい、
その後に登板した佐藤充までもう打たれ、結局８失点して
敗れてしまいました。

吉見は前回も立て続けにヒットをくらっていましたが
またも同じような投球を繰返してしまいました。

前半の好調時から考えると信じられないような
打たれっぷりですが、この内容はある意味で
前半に好調すぎたがゆえにここまで打たれてしまったのかな？
とも思います。

前半の彼は本当に良いピッチングでした。
おそらく良い結果を出そうとがむしゃらに投げていたのだと思います。

そして連勝を重ね、後に中継ぎとして働いてるときも連勝を続けました。
幸運が更に続き、彼が中継ぎで登板して打たれて追いつかれても
チームが点を取ってくれて勝利投手になるなんてこともありました。

やることなすことうまくいっていた時期という感じです。

自分の推測ですが、そこで彼は自分の本来の実力以上に
自分を過信してしまったのではないかと思っています。

しかし最近は疲労も含め調子も下降気味で、
本来の投球を失ってきました。
どの投手も上手くいかないことがあるのは当然ですが
今までなんとかなっていたところが上手くいかず、
大げさかもしれませんが彼の心の状態が
パニックのようになったんだと思います。

２試合連続であれだけ打たれたわけですから彼の精神は
相当まいっているかもしれません。
ここで腐るか、希望を捨てずに努力を続けるかが彼の投手人生の
分岐点になるかもというのは大げさかもしれませんが、
何かしらの転機だと思います。

ここは逃げずに現実を見つめ、
次のチャンスに向けて努力を重ねて欲しいと思います。