できないことはいいことだ!
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Tコーチ
2011年01月12日 20:27 visibility80
少年野球の場合、練習や試合におけるエラーや空振りは決してマイナスではない。
「失敗は成功のもと」ということわざがあるくらいですから、失敗などは決してマイナスに捉えてはいけないものだと自分は思っています。
自分自身、コーチとして常に意識しているのは、選手たちはやればできるようになるということ。
彼らはまだ成長段階ですから、できないプレー、うまくないプレーが山ほどあります。
そんな彼らにとって大切なことは、そういった部分を克服していくことです。
できないことがあるのは悪いことではありません。むしろまずいのは、失敗を恐れて、自分のできるプレートできないプレーを勝手に決めてしまい、できないことに挑戦しなくなることです。
だからこそ、コーチは難しいプレーなどに対して、選手たちが積極的にチャレンジしていくように導くことだと思います。
そのときに必要なのが、寛容力です。
仏の顔も三度までという諺がありますが、コーチの仏顔は永遠に仏であるくらいがちょうどいいと思います。
うまくプレーできないことに対して、失敗したときにコーチに怒られることが頭をよぎるような環境は自分は作りたくありません。
できないプレーがあるなら、できるようになるまで見守ってあげる心。長い目で彼らを見ているんだよということを伝えてあげることが、選手にとっては大事なことだと思います。
いつまでもうまくいかないときに、コーチが焦ってしまって、選手に対して怒るようなことは、自分はしたくないです。
どこかで注意せずにほっとくと、いつまでも上達しないという意見もあると思いますが、果たしてそれは本当なのでしょうか?
うまくいかないプレーを繰り返したときに、何も言わなくても選手たちの心の中には「このプレーができるようになりたい」という気持ちがあると思います。
「あいつは向上心がない!」というぐちをきくこともたまにありますが、自分の考えとして、向上心のない人間なんてほとんどいないのではないかと思います。
本当は向上心があるのに、怒られたりけなされたりすることで、自分はできないと諦めてしまうだけではないのでしょうか?
誰でも向上心はある。ただ、本当に向上するためにはかなりの時間とかなりの失敗が必要だと思います。だからこそ、コーチは彼らのミスに対して寛容になり、むしろ、ミスすることで君は成長するよ!といったポジティブな言葉をかけてあげるべきでしょう。
世間を見渡すと、ネガティブな言葉や説教なので、選手らのモチベーションを下げかねない言葉があふれています。そんな環境だからこそ、こっちはポジティブな発言を積極的に選手にかけていきたいと思います。
これからも、頑張っていきます!
- 事務局に通報しました。
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