ドイチュ日記⑧

  • KazuKi
    2011年09月22日 05:00 visibility154

 旅行(その4)



とりあえず今回で連続した旅行記は終わりです。今後旅行記はその都度書いていきますね。




今回はドイチュ最高峰ツークシュピッツェのお話です。標高2962mなので、富士山よりは低いですが、山頂までロープウェイで行けるのが気軽でいいです。もちろん山登りが好きな人は歩いて行っても楽しめると思います。今回は1日だけの強行スケジュールだったので、鉄道やロープウェイを使いましたが、今度は何日か時間のある日に歩いて登ってみたいです。


朝6時40分に出発し、期待に胸膨らませて向かうドイチュ最高峰。9時に登山鉄道のある駅に着きました。9時15分発の電車が丁度あったのですが、時間を確認せずにいたため、乗り過ごしてしまいました。1時間ほど駅周辺をプラプラ歩いていました。やはり日曜日なので、駅構内のお店以外は閉まっています。観光地でもお店は閉めるんですね。登山鉄道は1時間に1本。10時15分の電車に乗り、まず向かったのはアルプスピクス。ここもロープウェイがあるので、乗らない手はありません。チケットもロープウェイの周遊券みたいのがあります。この展望台は怖かった。基本高いところが苦手なので、そのせいもあるんでしょうけど、がけに鉄の橋がかかってる感じです。しかも橋は途中でなくなります。水泳の飛び込み台をイメージしていただくといいかもしれません。歩くところは網目で、下が見下ろせます。スリル満点の展望台でした。


次にロープウェイでホッホアルムへ。そこから30分ほど歩いてクロイツエックへ行き、そこからロープウェイで鉄道の駅に戻ります。ここで気を付けなければいけないのが時刻表です。ロープウェイは比較的多い(といっても30分に1本ですが)のですが、登山鉄道は1時間に1本しかありません。しっかり下調べしていかないと、電車の待ち時間で時間を使うことになりかねませんよ。ちなみに僕らはしっかり待ち時間を使わせていただきました。


さて、いよいよドイチュ最高峰ツークシュピッツェです。ロープウェイでは1本で行けますが、鉄道はツークシュピッツェプラットというところまでで、山頂へはそこからロープウェイで行くという2つの方法があります。僕らは行きは鉄道を使い、帰りはロープウェイで帰ろうという方法を取りました。ここではしっかり時刻表の確認をしましたよ!


鉄道はほとんどトンネルを通っていたので、あまり楽しめませんでした。でも、時折見かける日本語表記の標識。どれだけ日本人の観光客が多いんだろうと思わせるくらい日本語の標識がありました。ツークシュピッツェプラットには日本人いました。やっぱり日本人たくさん来るんですね。雪が全くなく、植物も生えていなかったので味気ない景色でしたが、スキーのリフトがいたるところにあり、冬がベストシーズンなのでしょう。さらに上を目指してロープウェイ乗り場へ行ったのですが、時間を確認したのにも関わらず、出発した直後でした。そして次の出発時刻は5分後という表示。本当は30分おきなので、おかしいと思って職員らしき人に確認すると、その職員も、あれ?おかしいな?みたいな顔をして、5分後に出るよ、って言ってくれました。じゃあ待とうということになったのですが、待てど暮らせどリフトは来ません。10分ほど待ったでしょうか。出発時刻を確認すると、変わってました。15分後でした。…おっさん、適当言ったな。


さあ頂上です!と思ったら、本当の頂上へは結構スリリングなロッククライミングもどきをしなければならなさそうです。道?ルート?は人がすれ違えない狭さで、下は断崖絶壁。やっとのことでたどり着いた頂上は、見晴らしがよく、ドイチュを制覇した気分になりました。


展望台にはビアガーデンがあり、そこで飲んだビアはいつもとは違って格別においしかったです。




長かった旅行記もとりあえずひと段落です。今度はどこに行こうかな?

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