夏の甲子園にみた審判の重要性

  • hase
    2007年08月23日 14:19 visibility98

久しぶりの日記でこのようなことをいうのも、いかがなものかと承知の上で書かせていただきます。

甲子園大好きな私としてはいろいろ考えさせられる大会でした。
日本の武士道精神からなのか「審判は神様」である。という位置づけはよく理解しています。
子どもに野球を教えるときにも「敵をやじるな」「審判に文句は言うな」「野球を楽しむことを忘れるな」を3大原則においています。
しかし、今回は本当に胸が痛かったです・・・。

まずは佐賀北高等学校の選手・OB・OG、佐賀北高校を応援していた皆さんおめでとうございます!
県立高校で2回目の甲子園、そして甲子園初勝利をあげた大会で優勝したことは全国の高校球児に夢を与えてくれたと思います。スーパースターがいなくても、選手を集めなくても勝つことができるというスポーツの醍醐味がありました。宇和島東高校が優勝したときを思い出してしまいました。あのサイドスローのピッチャー・・・コントロール良かったなぁ・・・と。

しかしながら、帝京戦の2回目のスクイズ、決勝戦の8回の押し出しの判定は・・・。
ネットでものっていましたが、広陵の監督さんが思わず言ってしまう気持ちもわかります。
あの判定がなくても、佐賀北が逆転していたかもしれませんし、勝負事に「たら、れば」はないので結果は優勝校を素直にがんばった!おめでとう!という気持ちは変わりません。
一応ですが、私は個人的な関係もあり、仙台育英と常総を応援していたので、帝京を応援してわけでも、広陵を応援していたわけでもありません。
ただ、高校野球にもアメリカンフットボールで言う「チャレンジ」があってもいい時期なのかもしれません。プロ以上に高校生にとっての審判の判定は野球人生を左右すると思います。
ピッチャーをしている方なら必ず経験があると思いますが、「えっ!??」という判定の後はなかなか修正がききません。ましてや高校生で甲子園の舞台となればなおさらです。
選手が一生懸命やればクロスプレーも増えますし、「まぁいいや」ですまされないケースが多くでてきます。いいたいことはいっぱいありますが・・・

えらそうにいいますが、高校野球の審判の質の向上を切に願います。
野球に限らず、審判の質の向上は試合の質の向上につながります。
私も草野球や子どもたちの試合で審判をお願いされることがあるので、心をこめて1球1球を大切にジャッジしようと思った瞬間でした。
それでもこれだけは心をこめて言わせてください。
「本当に佐賀北高校おめでとう!ありがとう!!」

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。