第１話

今回の旅行は、アラブ首長国連邦に行きました。

行く前日にどこにアラブ首長国連邦があるのかと地図で見るとめちゃくちゃ危ない国の近くにあることを知り、また時期も時期だったのでほんまに撃ち落とされるんちゃうかとびびってました。

飛行機に乗ると窓側の3席の通路側の2席がわたしと親父の席で一番窓側の席は空いていたのですが、ベルトをしめたあと外国人の人がその端の席に来たんです。
彼はあまり飛行機に乗ったことがないようでおどおどした様子でした。
親父はその外国人の隣に座っていたんですが、その外国人に何か話かけられて、てっきり親父は飛行機のベルトの締め方をきかれてると思って、親父は英語ができないので私に「教えたって」と言ってきたのでよくよくその外国人の話を聞くと、「多分僕のベルトの片方を彼がつけてるんじゃないか」といってきたので親父のベルトを見ると完全に間違えてました。

いままで、かっこよく振る舞っていた親父がペコペコしながらベルトをかえていました。
情けなし。