【サッカー 甲府】  どこへどこまでも(2日遅れの観戦記)

どこへ、どこまでも 君を追いかけてくよ


いつも離さないで いつも忘れないで


愛を込めて歌うよ 君の力になろう


さぁ今戦おう さぁ今立ち上がろう


歌い出せ甲府よ、心からの声で


さあ皆応えてくれよ


ここに来たんだ君を


観に来たんだ君を


さぁ今ここで 俺たちをわかせてくれ


 


私の好きな応援チャント。最近はまったく歌ってくれませんが、このチャントとても気に入っています。


 


ホーム最終戦、あれほどまでの入場者が来るとは誰が想像したのでしょうか。当然、川崎、清水同様アウエイ側は全面開放。アルビサマサマです。J2でアウエイ側を全面開放するほどの集客力を持つチームなどあるのでしょうか。


選手入場とともに広げるビッグフラッグ。2枚とも広げるのは久しぶり。今年は天候にも見放されたのかホームで、雨や夕立ばかりで満足に広げることができませんでしたが、最終戦できちんと広げることができました。


今季もご協力いただいたバックスタンドのみなさんありがとうございます。


撤収の際、来季もやりますからとご挨拶。


 


 


ホーム最終戦は終わってみれば3-0の快勝。相性の悪い新潟に今季はホーム・アウエイとも勝利しました。


ホーム最終戦での勝利は、金信泳のインタビュー、頬を伝う雨粒が涙と同化した2年前。昨年は、昇格を決めてからのまったく勝てなくなり、ホームでも醜態をさらしたことを考えれば、ある意味このような清々しい気持ちで、ホーム最終戦を迎えるのは久しぶり。


 


結局のところ、選手もサポーターもそしてチームが、苦しい重圧からときはなれたからこその勝利だったのかもしれません。選手のインタビューの中で、「可能性がある限り」とのニュアンスのコメントがありましたが、逆にほとんど可能性がなくなったからこそ、溌剌としたプレイができたのでしょう。


小瀬らしい、なんとはなしの居心地の良い雰囲気も久しぶり。


 


片桐のJ1初ゴールも技ありの珠玉のゴールでしたし、それこそ笠工のやんちゃ坊主、ビックマウスがようやく花開いた瞬間。


養父のゴールは、何かに取りつかれたように大きくはねたもの。目測を誤った小澤がのけぞるように倒れたのは滑稽にすら見える。まさかそうはねるのかとうならせるもの。


 


試合終了後、セレモニーで社長が中長期的に視野でと言ったのはまさにそのとおりである。


流石に、一年でJ1復帰などということを考えている能天気なサポーターは一人とていないでしょう。高齢化しつつある選手をいかにして若手主体に移行させるか。そして、その若手たちがきちんと使い物になるようには最低でも2年。そして、J1昇格はどんなに早くても3年後。15年に再びJ1の舞台に立てたのなら御の字か。


 


ガンバに2勝し、鹿島にも1勝1分、名古屋にも勝利。それでよろこんでいたからこそのこの初冬の結末。最下位のチームに最初の勝ち点3を与えたのはどのチームか?17位のチームに引き分けの勝ち点1しか得ることのできなかったのはどのチームか?最後まで降格を争ったチームと戦い一人減った相手に勝てなかったのはどのチームか?どれもこれも足腰の弱さからくるもの。だからこそきちんと基礎体力をつけて再びJ1の舞台に立ちたいもの。


 


そうは言っても、最終節。最後の最後も勝利したいものです。


甲府発の応援列車に仲間と乗って大宮に向かいます。


 


どこへ、どこまでも 君を追いかけてくよ


いつも離さないで いつも忘れないで


 






































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