あーあ、なんとも残念


リーグ戦の本当の最終。当然勝てる(大宮サポさん失礼)と思って乗り込んだ大宮NACK5。開門1時間前に着いたら既に長蛇の列。長い2列になっている。これじゃ等々力並だな。アウェイでも行く人が増えたなと思う。さらに後からJTBアウェイツアーバスが8台来たので、列は何重にも伸びてすごい人・人…。こんなに多くの人が入れるのかな?と疑問に思う。

開門と同時にダッシュしてくれた仲間がゴール裏前よりの位置を確保。新しいスタンドは2層式で、下側はコンクリート打ちっぱなしの階段状立ち見、上部は椅子席になっている。開門から間もなく椅子席は埋まり、立ち見席の後列が埋まり始める。なんと1段に2列詰め込む設計だ。これじゃ後列の人は試合がまったく見れない。前列も横・後ろとぶつかって応援が出来ない。荷物を置いたら足元も狭くて動かせない。これじゃまるでアウェイ洗礼ではないか。アウェイゴール裏への嫌がらせかと不満を感じる。左側に仕切られた大宮側の立ち見自由席はゆったりしている。そんなに人数が少ないのなら向こうに行って、アウェイ側の全部開放して欲しいと思った。

 試合は縦に、ゴール前に放り込む昔のJ2スタイルの大宮と中央に集めてドリブルパスで突破を図る川崎の図式。大宮のスタイルは荒っぽくてつまらないと自分は思うが、自陣ゴール前での処理ミスが出来ないので意外に緊張する。押して行っても、ロングボールで一気に跳ね返され展開に。でも、コーナーキックからあっという間にテセが決める。あとはグダグダしているうちに終了。

後半も同様な展開。テセ・養父を引っ込めた時点で不安がよぎる。それまではその2人が精力的に相手中盤・DFのボールをしつこく追いかけて激しくプレスをかけていた。代わった黒津・河村にはその厳しいプレスが出来ない。やはり、心配が当たってプレスの少なくなった大宮が試合を支配し始める。

耐えていたが、ついにロスタイム終了直前に失点。勝ちが逃げて行ってしまった。DFを固めるという事は中盤が空いて、ボールを相手に支配される事になりやすい。やはり、中盤・前線でしっかり守備もする選手を残す・投入すべきではないかと思う。どうバランスをとるか難しい所だろう。

試合終了直後から廻りは大騒ぎ。浦和がロスタイムで0−1で負けている。鹿島は3−0で勝っている。奇跡の大逆転は起きるのか。みんなあちこちで輪が出来て、歓声が沸く。なんと浦和が横浜FCに負ける。喜んだ声も多かったが、鹿島を祝う声もない。どっちが優勝しても面白くないという事だろう。

自分は浦和敗戦を聞いて、同情した。過密日程に潰された結果と思っていたから。週2日連戦が続いて疲労が溜まったまま、どんどん身体が重くなっていく。試合の時は気持ちとは別に身体が動かない。これではいいメンバーが揃っていても勝てなくなってくる。川崎も9月は同じ苦しみを負ったので良く分かる。

来年はJリーグの開催を見直さなければ、同じ苦しみを背負うチームが出てくる。ナビスコ・天皇杯との調整や開催時期・期間の大幅な見直しが必要だろう。どっかのJリーグの理事のように無理難題を吹っかける事は絶対にやめるべきである。W杯予選もあって、選手・クラブの疲弊は大変なものだと思う。代表クラスの選手(同時にトップクラスのクラブチームの主力)がつぶれて行くのは許せないと思う。



chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。